「GO TO トラベル」は武漢肺炎の感染爆発の引鉄にならないか。

新型コロナウイルスの感染者が東京都内で増加する中、23日から始まる4連休について、小池百合子知事は21日、都民に対して「不要不急の外出はできるだけ控えていただくよう呼びかける」と述べた。新型コロナを担当する西村康稔経済再生相との会談後、報道陣に明らかにした。
 小池知事は、呼びかけの対象が全都民との認識を示した上で「特にご高齢の方、それから既往症をお持ちの方には、レベルを上げた形で申し上げたい」と話した。
 都内では21日、新型コロナウイルスの感染者が新たに237人確認され、3日ぶりに200人台となった。都は15日、感染状況に関する4段階評価の警戒度を最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げている>(以上「朝日新聞」より引用)



 今日から「GO TO トラベル」事業が始まるという。ただし、東京を除く「発着」だそうだ。まだ「GO TOトラベル」で浮かれる場合ではない、と思うから伝聞で書くしかない。
 武漢肺炎患者が200名を超えた東京では「GO TO トラベル」どころではなく、都知事は連中の間も「外出の自粛」を求めるという。当然の措置といえばまさしくその通りだ。

 地方は東京や大阪などの大都市圏由来の感染拡大を恐れている。九州では福岡と鹿児島のクラスターを恐れている。まだ日本中で人々が移動する時機ではない、と多くの人たちが実感している。
 やっと収まりかけた地方で再び感染拡大している元凶は感染爆発している大都市だ。都市由来の武漢肺炎患者が地方で感染拡大を招いている。「迷惑系」you tuberなどがその悪しき例だ。

 武漢肺炎の感染拡大が収まっている地方の人たちは「GO TO トラベル」事業に対して「何てことをしてくれるんだ」と半ば怒っている。東京は排除されたが、首都圏が排除されたわけではない。
 そして東京から地方へ帰省する家族や学生たちを政府・厚労省に止めることは出来ない。夏休みから盆休みに掛けて、日本中が大移動期に入る。人の移動に伴って武漢肺炎が感染拡大するのは充分に予見される。それでも政府・厚労省は無策だ。分科会で検討している「専門家」とは一体何の「専門家」なのだろうか。

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