「臭い物」に蓋をしてはならない。

従軍慰安婦問題を象徴する少女像の前でひざまずいて謝罪する像が日韓両国の亀裂を深めている。安倍晋三首相をモチーフにしたもので菅義偉官房長官は28日の記者会見で「事実だとすれば日韓関係に決定的な影響を与える。国際儀礼上、許されない」と批判した。
韓国北東部、平昌にある民間の植物園が設置した。「永遠の贖罪(しょくざい)」と題し、同園は2016年に設置したと説明している。8月に除幕式を開いて一般公開する予定だった。
植物園の園長は日本経済新聞の取材に「像は誰かを特定したものではない」と述べ、除幕式はやめるが撤去はしないと話した。韓国メディアには「安倍(首相)を象徴して作った」(ソウル新聞)と明言している。
韓国外務省の報道官は「報道が色々あり確認が必要だ」と距離を置く。国内には「金もうけに利用した」との声もある。
8月は14日に文在寅(ムン・ジェイン)政権が定めた「従軍慰安婦の日」、15日に植民地支配の解放を記念する光復節がある。両国間には日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の延長や、日本の対韓輸出管理の厳格化の問題もある。
奥薗秀樹・静岡県立大教授は「国民感情を刺激する行為が重なり、日韓関係が負の連鎖から抜け出せなくなる恐れもある」と指摘した>(以上「日経新聞」より引用)



 臭い物には蓋、という発想は日本以外では通用しない。臭い物に蓋をしたなら、誰が臭いのかの責任を押し付けられるだけだ。
 それなら「臭い物」の正体は何か、「臭い物」を暴き立て、責任を押し付けて来る者の正体を見極めなければならない。

 この場合「臭い物」とは慰安婦だ。昭和31年まで日本には公娼制度があった。売春は禁止されてなかった。それは何も日本の近代化が遅れていたからではない。現在でも西側先進国で売春が禁止されている国の方が少数派だ。
 その「臭い物」を暴いたのは朝日新聞であり、反日・日本人だ。だが、元々慰安婦は職業売春婦であって、戦争責任だ何だとかと全く無縁のものだ。それを殊更日本の責任に仕立て上げて、韓国が反日感情の醸成に利用した。

 第二次政権発足当時、安倍氏は村山談話に代わる談話を発表して、反日・日本人たちによって汚された先人の名誉回復と、現在及び未来の日本国民のために安倍・談話を発表すると息巻いていた。しかし実態は「最終合意」なるものにより「謝罪」と「賠償基金10億円」の妥協策を弄して「蓋」をしようとした。
 しかし「臭い物に蓋」の論理が通用するのは日本国内だけだ。徹底して正悪、白黒を付けなければならないのが世界基準だ。「臭い物に蓋」をしたことから、安倍氏はありもしない「日本の非」を認めてしまった。

 その線で安倍氏がモデルとなって慰安婦像に土下座するブロンズ像を造られた。韓国民がいかに意地汚い国民か、これで解って、相手することに懲りたことだろう。
 あらゆる面で、敬遠することだ。経済はもとより芸術も国家間の民間交流も、すべて敬遠すべきだ。日本から働きかける必要はさらさらないし、求めて関係改善を図る必要もない。韓国がなくても、日本は何も困らない。

 そして対中政策においても、「臭い物には蓋」は決して通用しない。南京大虐殺にしても、ありもしなかった大虐殺事件をデッチ上げた中共政府に迎合する必要はない。尖閣諸島に関しても、日本政府は早々と国務院の常駐や灯台の新設などを行うべきだ。
 断固として一歩も妥協してはならない。彼らには「臭い物には蓋」は決して通用しないし、臭くなくても「臭い」として難癖をつけて来るのが彼らの常套手段だ。それに決して妥協してはならない。

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