感染患者が出ている地域には移動自粛要請を続けるべきではないか。

国内では21日、新型コロナウイルスの感染者が新たに56人確認され、累計で1万7931人となった。死者は、札幌市の80歳代男性の1人だった。
 東京都では35人の感染が確認された。9割近い31人が20~30歳代の若年層で、「夜の街」関連の感染者は18人だった。1日当たりの感染者数が30人を超えるのは4日連続で、累計感染者数は5783人となった。
 都によると、35人の中には、都立特別支援学校の30歳代女性教職員1人も含まれ、濃厚接触者と判断された児童3人がPCR検査を受けるという。都は、現時点では休校させない方針。
 大阪府では、クラスター(感染集団)が発生したとみられるバーの客ら20~30歳代の男女3人の感染が確認された。バー関係の感染者は計16人となった>(以上「読売新聞」より引用)



 北海道、埼玉県、東京都、大阪府、兵庫県。これらが昨日武漢肺炎の新規感染患者が見つかった都道府県だ。全国で56人が感染したと確認され、特に東京都は35人と四日連続で30人を超えた。
 政府・厚労省は19日に全面的に移動の自粛を廃止した。一昨日、昨日と週末の新幹線や国内航空路線は満席に近い状態だし、高速道路は待ちかねていたように自動車で溢れた。

 果たして第二波の感染爆発は起きないだろうか。無症状のウィルス感染者が全国へ拡散しているのが現状ではないか。そうした心配が脳裏から離れない。
 安倍氏は主導するかのように政府要人との会食を開始したようだ。彼らにとって、武漢肺炎騒動は終わった過去のもののようだ。どうしてそうした軽率な態度がとれるのだろうか。武漢肺炎は収束したわけではない。ただ静かに蔓延しているだけだ。

 おそらく経済界の要請を受けて早々に「安全宣言」をしたのだろうが、彼らの住む東京の新宿では毎日絶え間なく新規感染患者が出ている。決して武漢肺炎は収束していない。
 政府・厚労省の自粛要請の撤廃は正しかったのか。空港では検疫を行っているようだが、新幹線や高速道路はお手上げだ。全国スルー状態だ。少なくとも感染患者が出ている地域や都道府県に対しては移動の自粛要請を続けるべきではなかったか。

 日本が第二波の感染爆発に見舞われて深刻な事態に逆戻りしないことを祈るばかりだ。

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