一月半遅れの「入学式」。

下松市教育委員会は22日、新型コロナウイルスに伴う臨時休校の授業時間を確保するため、7月21日から8月31日までの夏休み42日間を短縮し、小学校で19日間、中学校で22日間授業を行うと発表した。

 市内の全小中学校は3月2日から24日までと、4月8日から5月24日まで臨時休校となっている。市教委学校教育課によると、授業時間を確保するため、水泳指導を中止し、各学校で運動会や学校行事の延期、縮小、中止など工夫をした上で、夏休みの平日に授業を行うことにした。

 夏休み期間中は、小学校の一定期間を除いて給食を提供しないため、弁当の持参か午前中のみの授業とするかなどの対応は各校の判断に委ねる。

 中学校の部活動は28日から児童生徒と保護者の理解を得た上で1日2時間程度実施可能とし、対外試合などは当面中止する>(以上「山口新聞」より引用)



 下松市教育委員会は22日、新型コロナウイルスに伴う臨時休校の授業時間を確保するため、7月21日から8月31日までの夏休み42日間を短縮し、小学校で19日間、中学校で22日間授業を行うと発表した、という。同じ山口県の光市では昨日、中学校で新一年生の入学式を挙行した。
 遅れた教育課程を取り戻すために各地域教育委員会は夏休みを短縮して授業を行うようだが、まだエアコンを設置していない教室にすべて除菌付きのエアコンを取り付けるべきだ。そして高温多湿の食中毒が起きやすい夏に弁当持参は避けるべきで、休校中に休んだ給食を夏休み期間中に実施すべきではないか。

 そうした措置に国や都道府県は全力で各市町村を支援し、予算措置で対応すべきだ。ことに政府は緊急事態宣言以前から全国の小・中・高校に閉校を要請した経緯がある。それにより児童・生徒の学ぶ権利が奪われたのも確かで、学ぶ権利を取り戻すためにも国や都道府県は全面支援すべきだ。
 下松市教委では「中学校の部活動は28日から児童生徒と保護者の理解を得た上で1日2時間程度実施可能とし、対外試合などは当面中止する」としている。児童・生徒の健全育成と感染からの防御は必ず両立させなければならない。

 同時に自宅軟禁状態にあった長い閉校期間で、児童・生徒は心に大きな傷を負っている可能性がある。そうした「心のケア」も忘れず、教育委員会や学校当局は心掛けなければならない。


光市立 室積中学校(「日刊新周南」より引用)

このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。