絵に描いたような無能・無策政権。

<新型コロナウイルスに感染し、軽症・無症状者として自治体が用意したホテルや自宅で療養している人たちに向けて、厚生労働省は28日、重症化の前兆となる「緊急性の高い症状」を自分でチェックできるリストを公表した。容体が悪化した場合に、いち早く医師の診断につなげるのが狙いだ。

 感染者の増加で病院のベッド不足が懸念される中、同省は重症者の治療を優先するため、軽症者らはホテルなどの宿泊施設や自宅で療養することを認めてきた。だが埼玉県で今月、感染者の男性2人が自宅療養中に容体が悪化し相次いで死亡。これを受け、同省は子どもの世話が必要など事情がある人のみ自宅療養を認め、基本は宿泊施設に移行してもらう方針に転換した。

 宿泊施設や自宅での療養中は、感染者や家族が自分たちで症状の変化に気づくことが重要となるため、今回のリストでは緊急性の高い13症状を例示。「唇が紫色になっている」など外見の特徴や、「横になれない。座らないと息ができない」など息苦しさをチェック項目に挙げている。

 同省は、該当項目が一つでもあれば、宿泊施設なら常駐の看護師らに、自宅療養なら保健所などに感染者から相談してもらい、それぞれ医師の診察につなぐ体制を整える>(以上「読売新聞」より引用)



 厚生労働省は28日新型コロナウイルスに感染した患者の重症化の前兆となる「緊急性の高い症状」を自分でチェックできるリストを公表したようだ。それによると緊急性の高い13症状を例示。「唇が紫色になっている」など外見の特徴や、「横になれない。座らないと息ができない」など息苦しさをチェック項目に挙げているという。
 感染患者のうち軽症者は主として自宅療養しているが、医療従事者の経過観察ができないため重症化のシグナルを見過ごしかねない。実際に「埼玉県で今月、感染者の男性2人が自宅療養中に容体が悪化し相次いで死亡」している。武漢肺炎の特徴は容体が急変することのようで、しかも肺炎のみならず多臓器に病変が生じて死に到るようだ。

 病床が足りなくなる可能性があるから、ということで自宅療養を感染患者に強いている現状はある意味で医療崩壊というべき状態だ。医療機関が感染患者の実態を把握できる「隔離施設」に入って頂く方が感染拡大防止の意味でも重要だ。
 対症療法しか現在では打つ手のない武漢肺炎の治療では医療官権者が絶えず経過観察できる態勢こそが必要だ。政府・厚労省はなるべく予算を掛けない「省エネ」対策に終始しているが、それでは蔓延させたまま徒に日々を過ごすだけだ。

 しかも非常事態宣言の発令で医療従事者への感染防止グッズが充分に補給されているのか、国民に対して店頭にマスクが充分に供給されているのか。そうした緊急措置の伴わない緊急事態制限とは「お遊び」でしかない。
 なぜマスクの買占め業者を叱り、買占めたマスクを隠匿している者の一人として摘発しないのか。中共政府に対して邦人企業で製造したマスクの工場からの出荷を禁じてマスクを接収するのか、それは自由貿易に反する、と抗議しないのか。それとも安倍自公政権は中共政府にモノの言えない特殊な関係にあるのか。

 ダラダラと自粛要請を続けることにより、却って予算が膨らむことになるが、政府・厚労省は目先のことに囚われているようだ。厚労省は13項目のチェックリストを発表したが、それを誰が実施し、当て嵌まる項目があったとして誰がどのように対処するのか、という段階まで踏み込まなければ意味がない。
 このブログでは一月の段階で春節で大量の中国人観光客が来日するのを空港や港を「閉鎖」して入国を防げと書いたが、安倍自公政権はなぜかおざなりの「体温感知器」の防疫でお茶を濁した。そして「検査と隔離」を実施すべきと何度も書いたが、政府・厚労省は検査の拡大を行わず、自宅療養という隔離以前の手法で対応してきた。その結果、ダラダラと全国の小・中・高を休校させている。当事者能力のない政権が居座ると「こうなる」と絵に描いたような無能・無策政権だ。これでも国民は安倍自公政権を支持するのか。

このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。