習近平時代は長くない。

<中国で2018年に習近平国家主席の強権政治に反対するとして看板の習氏の顔に墨をかけた女性(30)が、法的根拠が示されないまま当局に事実上監禁され、抗精神病薬を過剰に投与された疑いがあることが27日までに親族らの証言で分かった。女性は昨年11月に解放されたが全身がむくみ、一時失語状態に陥った。

 女性の行動は中国内にくすぶる習氏への不満が一時噴出するきっかけとなり、中国当局が報復として社会復帰が難しくなるまで苦痛を与えた可能性がある。親族は「もともと精神状態に問題はなかったが、変わり果てた姿となった」と語った>(以上「共同通信」より引用)



 習近平氏の人権侵害も「病膏盲に入る」状態になっているようだ。看板の自らの顔に墨を掛けた女性を捕らえて薬物を投与して人格破壊したという。国家統制もここまで来れば中世の暗黒社会と何ら変わらない。
 陶淵明や李白などの詩人を排出した民族と同じ人物とは思えない。もっとも残酷非道な「焚書坑儒」を行った始皇帝という前例があるお国柄だ。中共政府の時代になっても文化大革命と称して知識人や文化人など三千万人も処刑している。看板に描かれた自身の顔を墨で汚すとは何事だ、ということだろうか。日本でも神格化された天皇陛下の「御影」を汚すと「不敬罪」に問われかねない時代があった。

 それは一部の者が国家権力を恣にするために天皇陛下を祭り上げて利用するための仕掛けに過ぎなかった。習近平氏は自身を神格化して、誰に利用されるつもりなのだろうか。
 国民の批判に耳を傾けない政権は政権そのものが傾く前兆だ。断言しておく、習近平氏の時代は余命いくばくもないだろう。強権で国民を押さえつけるやり方は圧力鍋の安全弁を閉じるのと似ている。いつかは爆発する。そう思わせる上記の記事だ。

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