少しはマシな政治の日本を取り戻そう。

新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査について、厚生労働省が月内にも実施する方向で準備を進めていることが22日、分かった。同ウイルスは感染者の約8割が無症状か軽症とされ、抗体保有率を調べることで感染者全体の推計や流行状況の把握につなげる。
 同省などによると、検査は数千人を無作為に抽出して実施する見通し。今年度補正予算案に関連経費約2億円を盛り込んでいる。
 抗体は、体内に侵入したウイルスから体を守るために作られるタンパク質で、採取した血液を検査して過去に感染したかどうかを調べる>(以上「時事通信」より引用)



 新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査について、厚生労働省が月内にも実施する方向で準備を進めている、という。「検査は数千人を無作為に抽出して実施する見通し。今年度補正予算案に関連経費約2億円を盛り込んでいる」というから驚く。
 検査を抑制して武漢肺炎の感染患者を野放しにして来た政府・厚労省の方針が今日の蔓延拡大を招いた。その蔓延状態を確認するために「数千人を無作為に抽出して(検査を)実施する」というから何を考えているのかと政府・厚労省の常識を疑う。

 武漢肺炎の感染患者の内8割は症状が出ないという。だから武漢肺炎ウィルスに感染しても症状が出ないため普通に日常生活を送って、武漢肺炎ウィルスを撒き散らしているクラスターが無数にいると思わなければならない。
 その確率を探るために無作為抽出した数千人を検査する、というのだ。全く国民をバカにした話ではないか。C型肝炎のように無知による注射器の使いまわしなどで感染拡大を招いた後で、補償対策等の予算算定目的で罹患実態を推定する、というのなら話は解かる。しかし現在進行形の感染症対策で蔓延確率を推定しても仕方ないだろう。なぜ役にも立たないアホノマスクを全世帯に二枚ずつ466億円もかけて配る暇があったなら、ドライブスルーなどで検査実施するなど検査の拡大をしなかったのだろうか。

 非常事態宣言したのだから、全国の主要都市の出入り口などで、警察と自衛隊の医務官が出向いてドライブスルーを実施し、併せて警察がドライブ目的などを聴取すれば不要不急の外出を抑制することになるだろう。
 政府は本当に「非常事態」を宣言したのだろうか。あるいは安倍氏の巧妙なタクラミで武漢肺炎が「現憲法下」では拡大防止できないから、憲法を改正して「強権発動」出来るようにすべきと、国民に思わせる論形成のためなのか、との疑いを抱く。それほど安倍政府と厚労省の武漢肺炎の感染対策は無能・無策だ。

 国民を犠牲にして安倍氏の憲法改正の念願を実現しようとしている、としたら安倍氏は政治家としてよりも人間として終わっている。この馬鹿げた男を誰かが政権の座から引き摺り下ろさなければならない。
 その誰かとは誰だ。それは国民以外にはない、というのが民主主義の結論だ。国民が自民党と公明党を支持しなければ済むことだ。安倍自公政権以外ならどの政党が政権をとっても、少しはマシな政治が行われるだろう。

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