WHOの緊急事態でない、という判断を訝る。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国当局は流行の中心地・湖北(Hubei)省の武漢(Wuhan)市内に、感染者の治療に特化した病院を新設している。建設期間はわずか10日間で、来月3日には病院施設が稼働する見通しだ。中国国営メディアが24日、報じた。
 新型ウイルスによる肺炎では、これまでに中国国内で少なくとも26人が死亡し、感染者は830人を超えた。流行を食い止めるため、武漢をはじめとする複数の都市で交通遮断措置が取られ、合わせて4100万人が移動制限の影響を受けている。
 中国中央テレビ(CCTV)は、武漢市内の建設現場でショベルカーやトラック数十台が稼働しいている映像を紹介した。新華社(Xinhua)通信によると、2万5000平方メートルの敷地にベッド数1000床の病院を建設中だという。
 建設作業は、新型肺炎の流行が拡大し、対応指定された病院のベッド数の不足が伝えられる中で開始された。
 中国は2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染者が急増した際にも、北京郊外にわずか1週間で新病院を建設して対応した例がある。新華社によると、武漢の新病院の施設も、北京の「小湯山医院(Xiaotangshan Hospital)」をモデルにして建設しているという>(以上「AFP」より引用)



 武漢で新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市内に、感染者の治療に特化した病院を新設している、という。建設期間はわずか10日間で、来月3日には病院施設が稼働する見通しだというから驚きだ。
 なんでも早ければ良いというものではない。新型コロナウイルスの感染患者を収容するには「隔離病棟」が必要だが、僅か10日で1000床の病院を建てる、とは余りに乱暴だ。給排水や気密病棟や空気循環装置や各種医療設備などが間に合うのだろうか。第一、コンクリートが固まる時間だって必要ではないか。

 なぜ普段から人口に見合った十分な医療施設が充足されてないのだろうか。世界第二位の経済大国にして、この現状は未開の後進国のあり様そのものではないだろうか。
 世界保健機構WHOは中国での新型コロナウイルスの感染拡大に関して、緊急事態ではない、との判断を下したが、余りに無能というべきではないだろうか。本当に拡大してから緊急事態宣言を下しても遅いことを彼らは知らないのだろうか。それは中共政府の公衆衛生に対する認識と大差ない。

 パンデミックが起きてから緊急事態を宣言しても遅い。パンデミックが起きる予兆が少しでもあれば緊急事態を宣言して、中国からの渡航者を封じ込め、中国への渡航を禁止する措置を取るべきだ。今はまさにその事態にある。
 中共政府はパンデミックを武漢市とその周辺で止めるべく、市民に強引な移動制限措置を実施している。当然の措置だ。そうしなければ中国全土にアッという間に新型コロナウイルスの感染が蔓延するだろう。

 問題はこれからだ。WHOが緊急事態を宣言しなかったため、武漢市とその周辺から脱出した富裕層を中心とする中国人が大量に中国本土から世界各地へ逃れてくるだろう。その中には高熱を解熱剤で誤魔化した新型コロナウイルスの感染患者が紛れ込んでいる場合もあるだろう。
 現実にフランスで見つかった新型コロナウイルスの感染患者がそうだった。日本にやって来た新型コロナウイルスの感染患者も解熱剤で高熱を抑えていたため空港の熱感知器をすり抜けていた。WHOがいかに無能か、お解りだろうか。おそらく彼らは経済活動が低下するのを恐れた中共政府のポチではないか。そう疑われても仕方ない。あるいは感染症に対する無知蒙昧の輩たちなのだろう。

 新型コロナウイルスの感染に対する特効薬は今のところないようだ。だから封じ込めこそが最大の対策なのだ。日本政府は中国からの渡航者制限ではなく、禁止措置を取るべきだ。春節の観光客と称して、武漢市とその近郊から逃れて来る「難民」が紛れ込んでないとね限らない。
 日本政府は観光業者を守る以前に、日本国民の健康を守るべきだ。中共政府が僅か10日で1000床の病院を建設するというニュースだけを報じて、中共政府のお粗末な医療体制を報じない日本のマスメディアもまたWHO並みの無知蒙昧さだ。特効薬のない新型コロナウイルスの感染の恐ろしさが余り理解できてないようだ。なぜ感染症医療の専門家がマスメディアに登場しないのだろうか。

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