ここにも「ポチ」がいる。

中国の習近平国家主席は23日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北京で会談した。北朝鮮の非核化をめぐる米朝対話が中断し朝鮮半島の緊張が高まる現状について、文氏は「われわれ両国にも北朝鮮にも決して有益ではない」と危機感を示し、北朝鮮の後ろ盾である中国との「さらに緊密な協力」を要請。習氏は「朝鮮半島問題における中韓の立場と利益は一致している」と述べ、中国とロシアが主導する対北融和路線に歩調を合わせるよう事実上求めた。
 中露は最近、対北制裁の一部解除や米国、日本、韓国を含めた6カ国協議の再開を呼びかける決議草案を国連安全保障理事会に提出。韓国を引き込んで、制裁緩和に否定的な米国などを牽制(けんせい)したい考>(以上「産経新聞」より引用)


 これほど愚かな政治家を見たことがない。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領のことだ。言わなくても良いことを言って、国際社会の顰蹙を買うとは愚かさもここに極まる。
 あろうことか韓国の文在寅大統領がチベット人やウィグル人や香港などの「人権問題」は「中国の内政問題だ」と発言したという。万が一にも韓国が属国として中国に併合されたなら、韓国人もウィグル人と同様に百万人を超える韓国男子が抑留され、若い女子が官族との婚姻を半ば強制されても「中国の内政問題だ」と言えるのだろうか。

 いやの韓国は中国の属国ではないし、ましてや中国の一部になるはずがない、と思っている人がいたら文大統領のブレーンが国際会議の場で「レッド・チーム入り」を示唆した事態をどのように説明するのか。
 いや、それは米軍に対する防衛費負担を四倍にしろ、という米国の要求を引っ込まさせるための方便だ、というとしたら、それこそ危険な言葉の遊戯だと批判するしかない。そうしたブラフは「脅し」にならない。そうした可能性を米国当局は検討せざるを得ない。つまり現実にあり得る事態だと文大統領の韓国を認識することになる。それがどれほど韓国の国益を損ねるか、当のブレーン氏は考えたことがないのだろうか。

 そして文大統領の「中国の内政問題」発言だ。自由主義陣営の諸国はいかなる人権問題も容認しない、というのが共通認識だ。その共通認識から韓国が外れる、という発言を文大統領がしたに等しい。事実上、韓国は自由主義陣営の一員でない、と北京で習近平氏に向かって宣言したのだ。
 未だに韓国は中国の「冊封国」だった伝統が文大統領の思考回路では生きているのだろう。だから先祖返りのように「レッド・チーム入り」を考えているのだろう。それなら、いよいよ日本は韓国と距離を置くしかない。断じて、日本は中共政府の中国の人権問題を容認できないし、自由市場を無視した統制経済社会という価値観を共有できない。

 そうした一線を越えてまで他国にすり寄る政治家を私たちは「ポチ」と呼んでいる。

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