お喋りトランプにはウンザリだ。

ロシア大統領府は、プーチン露大統領が29日、米国のトランプ大統領に電話をかけ、米国の情報提供で、露国内でのテロを未然に防いだことへの謝意を表明したと発表した。両首脳はテロ対策で今後も協力を継続することで合意した。
 インターファクス通信によると、米情報機関からもたらされた情報に基づき、ロシア連邦保安局(FSB)が27日にロシア人の男2人を拘束した。男2人は、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクの繁華街で年末年始にテロを計画していたという。
 米露関係が悪化する中、関係修復のきっかけになる可能性もある>(以上「読売新聞」より引用)
 

 プーチン露大統領が29日、米国のトランプ大統領に電話をかけ、米国の情報提供で、露国内でのテロを未然に防いだことへの謝意を表明したと発表した、という。なんという愚かなことだろうか。
 少なくともプーチン氏は世界平和に貢献して来なかった。それはトランプ氏も同類項だ。戦争屋の軍産共同体支配の両国の指導者の行動原理は酷似している。だからプーチン氏の窮地をトランプ氏が救ったのかも知れない。

 しかしテロによりプーチン氏が殺害されても文句は言えないだろう。それほど多数の政敵やジャーナリストをプーチン氏は暗殺して来たからだ。テロがクーデターに繋がり、より民主的な政権がロシアに誕生したとしたら、トランプ氏は世界平和へ向けた歩みの芽を摘み取ったことになる。
 上記記事は「米露関係が悪化する中、関係修復のきっかけになる可能性もある」と期待感を滲ませているが、戦争屋に支配されている両国の指導者が関係修復したところで世界平和実現に近づくのではない。出来れば両者とも共倒れになって、軍産共同体支配のロシアと米国が本来の国民が主体の国家へ脱皮することを望む。

 それは中共政府の中国にもいえる。習近平氏は失脚した方が世界平和に資する。そして中国共産党が瓦解して民主化した方が世界にとって安全だ。もちろん民主化を求める香港人にとっても良いだろう。
 トランプ氏は知ったことを腹の中に収めて「成り行きを見守る」という叡智が欠落しているようだ。人格的に「極めて普通」の噂好きなカウボーイに過ぎない。そんな人物に米国民はいつまで大統領の椅子を与えるつもりだろうか。お喋りにしてお節介焼の「出しゃばり」トランプにはウンザリだ。

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