国際交流とは日本国内に外国人が氾濫することではない。

<山形県は12日、酒田市の保育所の園児5人と園児の家族の高校生1人が細菌性赤痢に感染したと発表した。この1週間で同じ保育所の園児、家族計22人の罹患(りかん)が判明したことから、県は集団感染と断定した。

 県によると、22人の内訳は園児13人と家族の小学生2人、高校生2人、保護者5人。新たに罹患が分かった6人は発熱や腹痛、下痢の症状が出たものの、全員快方に向かっているという。

 細菌性赤痢は、衛生状態が悪い海外に渡航した際に感染し、帰国後に発症する場合が多い。県庄内保健所が感染経路などを調べているが、感染者には1カ月以内の海外渡航歴はないという>(以上「産経新聞」より引用)


 日本では既にここ数十年も「症例」がなく、撲滅されたとしている感染症がいくつもある。そのうちの一つが「赤痢」で、国内での発症例は絶えて久しい。しかし海外渡航者や海外からの入国者によって持ち込まれる場合がたまにあるようだ。
 山形県は12日、酒田市の保育所の園児5人と園児の家族の高校生1人が細菌性赤痢に感染したと発表した、という。この1週間で同じ保育所の園児、家族計22人の罹患(りかん)が判明したことから、県は集団感染と断定したそうだ。上記記事の範囲で感染が止まれば、数日以内に感染は終息するが、保菌者が細菌をばら撒いていたら厄介なことになる。

 他にも秘かなブームになっているのが結核だそうだ。戦前は死に到る病で「労咳」とも呼ばれていたが、戦後にストレプトマイシンなどの抗生物質により一掃されていた。
 しかし昨今は海外渡航者や入国者が自覚症状のないまま感染したまま入国して菌をばら撒き集団感染などが起きている。来年はオリンピックだとマスメディアは囃し立てているが、海外から健康な人たちだけが入国するわけではない。当局は保菌者が入国する危険性を十分に認識したうえで、対策を立てておくべきではないか。

 ことに十年以上も発症例がないからといって、乳幼児期に義務付けていた予防接種を受けなくなった時期がある。最近は予防接種の必要性が再認識されているが、中には予防接種による健康被害を心配して子供に接種させていない親もいるようだ。そうした予防接種を受けていない世代はことに危険だ。
 たとえば、日本では重大疾患の「狂犬病」はないが、隣国の韓国や中国など、海外には普通に「狂犬病」に冒された野犬は幾らでもいる。日本では大したことにならないが、海外で犬に噛まれるのは「狂犬病」を覚悟しなければならない。

 政府は海外観光客を一人でも多く呼び込もうとビザの発給緩和を進めているが、決して賛成できない。韓国や中国に対しても現在のビザなし入国には反対だ。彼らのすべてが善良な観光客ではないし、善良な技術実習生でもないし、向学心に燃える留学生でもない。
 犯罪目的で日本へ入国する海外渡航者を呼び込む結果になっている点を警戒すべきだ。ことに100万人を超えた中国人移民に対しては制限するつもりで臨むべきではないか。国際交流とは日本国内に外国人が氾濫することでは、決してない。すべての外国人渡航者を大歓迎する今の政策をそろそろ転換すべきではないだろうか。

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