これでも有権者たる「あなた」は安倍自公政権を支持するのか。
<「桜を見る会」に新たな疑惑である。今度は菅義偉官房長官が「桜を見る会」で、反社会的勢力と目される人物と写真に写っていた疑いが浮上しているのだ。どこかで聞いた話だと思ったら、吉本興業の芸人が、やはり反社会的勢力と写真に納まるなどして大騒ぎになったのは今夏である。芸人たちは謹慎など重い処分を科された。菅さんはどうするの?
安倍氏の私物化で問題になっている「桜を見る会」が反社会的勢力を招待していたとは前代未聞だ。内閣府が取り纏めをし、最終的に官房長官の菅氏が招待者を決定している「安倍首相主催」の公的行事に様々な政治家の私的関係者が「招待」されていたというのだからお話にならない。
しかも反社会的勢力の者が招待されて「桜を見る会」に出席し、ご丁寧に菅官房長官とツーショットで写真に納まっていたというのだから驚く。それを反社会勢力の御仁がツイッターに掲載していたという。彼らにとって菅氏と「個人的」な親しい関係にあることを匂わす写真は詐欺などを働く上で格好の騙し道具だ。
国費を五千万円以上も注ぎ込む「桜を見る会」が政治家後援会の東京ツアーの出し物の一つになっていたり、政権に擦り寄る芸人や安倍ヨイショ言論人や遊興するキャバ嬢の慰労会になっていたとは開いた口が塞がらない。
政治の「公平・公正」原則はどうなっているのだろうか。巨額詐欺事件を起こし家宅捜査を受けていたジャパンライフの幹部が「桜を見る会」に招待され、その招待状がジャパンライフのホームページにアップされ詐欺の宣伝に使われていた、という。もはや「何をか況や」である。
長期政権を祝賀した等身大の安倍氏のパネルが下関市内に複数設置されているという(マスメディアで問題化されたため、既に撤去されたか)。これも公職選挙法違反の可能性大だ。
浮かれ浮かれて政治を私物化した安倍氏は長期政権の晩節を汚し続けている。政治家の表舞台たる政治はとても及第点ではなく、安倍氏の七年間に達成できた「公約」は何一つとしてない。政権当初に掲げた2年以内GDP2%成長という基本政策すら未達のままだ。「地球儀俯瞰外交」と銘打った外交に到っては惨憺たる有様だ。拉致被害者、北朝鮮の脅威、北方領土、日本の食糧安全保障、等々とどれ一つとっても「結果」を出していない。
ただ政権の蜜に群がるアリどもに「蜜」を与えて悦に入っているだけだ。マスメディアもその例外ではない。安倍ヨイショ記事が蔓延し、安倍ヨイショコメンテータが跋扈している様は吐き気を覚えるほどだ。
トドの詰まりが公式行事「桜を見る会」で官房長官が反社会的勢力と写った写真がツイッターにアップされた事実だ。彼らにとってこの上ない「晴れ」の写真だ。まさしく安倍官邸はそのレベルに成り果てている。それでも有権者たる「あなた」は安倍自公政権を支持するのか。
発端はSNSのツーショット
この問題、SNS上の指摘が発端である。
「桜を見る会」の出席者が、会場である東京・新宿御苑の芝生の上で菅氏と握手する場面など複数の写真をツイッターに投稿していた。この写真の中に詐欺事件などに関わる反社会的勢力の一員とされる人物が写っている疑いが浮上したのだ。週刊誌などが相次いで「反社会的勢力を招待」と報じ、騒動が広がった。
菅氏は26日の記者会見で、指摘についてこう述べている。
「出席は把握しておりませんでしたけれども、私が、桜を見る会で写真を撮った中に『そうした方』がいたというご指摘を受けましたので、結果として入っていたんだろうということを申し上げたところであります。何年の分か分かりません。いつの時だったか。まったく分からない状況ですけども、まあ、マスコミの方から『そうした方』というご指摘をいただいたということは、これ事実でありますから、結果的に(会に)入られたんだろうというふうに思ってます」
「知らなかった」では済まされない
さすがに菅氏が「そうした方」と親密な付き合いがあるとは考えにくい。菅氏は27日の記者会見で「写真を撮影した人物と面識はない」と述べた。しかし、反社会的勢力であることが事実なら、国民の税金で開く公的行事に「そうした方」を招き、かつ一緒に写真に納まっていながら「知らなかった」で済まされるのか?
思い出してほしい。「吉本興業」所属の芸人たちが、反社会的勢力(振り込め詐欺グループ)が開いたパーティーに招かれ、金銭を受け取ったり、一緒に写真に納まったりしていたことが発覚し、大問題になったのは今年6月である。
10人以上の芸人が謹慎などの処分を受け、中でも、グループのメンバーと写った写真が週刊誌に掲載された人気コンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(49)は現在も謹慎中。お茶の間から姿を消したままだ。もちろん、宮迫さんも、彼らの素性を知らなかったという>(以上「毎日新聞」より引用)安倍氏の私物化で問題になっている「桜を見る会」が反社会的勢力を招待していたとは前代未聞だ。内閣府が取り纏めをし、最終的に官房長官の菅氏が招待者を決定している「安倍首相主催」の公的行事に様々な政治家の私的関係者が「招待」されていたというのだからお話にならない。
しかも反社会的勢力の者が招待されて「桜を見る会」に出席し、ご丁寧に菅官房長官とツーショットで写真に納まっていたというのだから驚く。それを反社会勢力の御仁がツイッターに掲載していたという。彼らにとって菅氏と「個人的」な親しい関係にあることを匂わす写真は詐欺などを働く上で格好の騙し道具だ。
国費を五千万円以上も注ぎ込む「桜を見る会」が政治家後援会の東京ツアーの出し物の一つになっていたり、政権に擦り寄る芸人や安倍ヨイショ言論人や遊興するキャバ嬢の慰労会になっていたとは開いた口が塞がらない。
政治の「公平・公正」原則はどうなっているのだろうか。巨額詐欺事件を起こし家宅捜査を受けていたジャパンライフの幹部が「桜を見る会」に招待され、その招待状がジャパンライフのホームページにアップされ詐欺の宣伝に使われていた、という。もはや「何をか況や」である。
長期政権を祝賀した等身大の安倍氏のパネルが下関市内に複数設置されているという(マスメディアで問題化されたため、既に撤去されたか)。これも公職選挙法違反の可能性大だ。
浮かれ浮かれて政治を私物化した安倍氏は長期政権の晩節を汚し続けている。政治家の表舞台たる政治はとても及第点ではなく、安倍氏の七年間に達成できた「公約」は何一つとしてない。政権当初に掲げた2年以内GDP2%成長という基本政策すら未達のままだ。「地球儀俯瞰外交」と銘打った外交に到っては惨憺たる有様だ。拉致被害者、北朝鮮の脅威、北方領土、日本の食糧安全保障、等々とどれ一つとっても「結果」を出していない。
ただ政権の蜜に群がるアリどもに「蜜」を与えて悦に入っているだけだ。マスメディアもその例外ではない。安倍ヨイショ記事が蔓延し、安倍ヨイショコメンテータが跋扈している様は吐き気を覚えるほどだ。
トドの詰まりが公式行事「桜を見る会」で官房長官が反社会的勢力と写った写真がツイッターにアップされた事実だ。彼らにとってこの上ない「晴れ」の写真だ。まさしく安倍官邸はそのレベルに成り果てている。それでも有権者たる「あなた」は安倍自公政権を支持するのか。