安倍後援会は「桜を見る会」への招待に相当する功労者ばかりか。

安倍晋三首相が主催した「桜を見る会」について、立憲民主党や国民民主党、共産党などが「国費私物化」疑惑を追及するなか、夕刊フジは気になるブログを発見した。2010年の民主党政権下で行われた「桜を見る会」終了後、江田五月参院議長(当時)の公邸を、所属議員と招待客が訪問したと記しており、52人で写した記念写真まであるのだ。民主党政権下でも、多数の地元支援者を招待していた証拠ではないのか。
 注目のブログは、元裁判官で、科学技術庁長官や法相、環境相を歴任し、三権の長まで務めた江田氏自身が執筆したものだ。民主党参院議員会長や民主党最高顧問なども務めた政界の重鎮である。
 10年4月17日午前9時過ぎから、鳩山由紀夫首相主催の「桜を見る会」に出席したことを披露し、以下のように続けている。
 《10時前に中座して、議長公邸へ》《10時半過ぎから、植松恵美子さんが観桜会に来られた香川の皆さんと来られ、記念写真を撮って懇談しました》
 植松氏は1967年高松市生まれ。神戸大学を卒業後、大手電機メーカー勤務や温浴施設経営を経て、2007年参院選で、民主党公認で香川県選挙区から立候補し、参院議員を1期務めた>(以上「夕刊フジ」より引用)


 悪ガキを罰そうとすると「俺だけじゃない、アイツもやっていた」と道連れを作れば罰が減るとでも考えているのと同じだ。産経新聞系の「夕刊フジ」が民主党政権下でも「やっていた」と何の意味があるのか記事にしている。
 夕刊フジは「時効」というものをご存知ないようだ。しかも安倍氏がやっている後援会の年中行事としているモノとは規模が違う。しかも予算規模は三倍だ。

 いかに「民主と政権でも~」と書き立てようと、五年以上経過して時効だ。罪にならない事をあげつらうのは何のためか。それほどまでして安倍長期政権にオベッカを使いたいのか。報道機関として恥を知れ。
 安倍氏の悪行三昧は言い逃れできる程度を遥かに超えている。菅官房長官は「(ホテルの前夜祭と称する大宴会が)5,00円の会費で出来ないとはいえないだろう」と非常識をフルに発揮している。ホテルニューオオタニで出来るモノなら、一流ホテルで大宴会をやろうとしている人たちは菅氏に頼むが良い。会費5,000円で出来ると公式な会見で発言したからにはやってもらおうじゃないか。

 しかし明くる日の「桜を見る会」は言い逃れ出来ない。850人もの後援会員がすべて招待する各界の功労者というのなら、下関市を中心とする安倍後援会はキラボシの如き人材の宝庫だ。
 しかし一般的に安倍後援会に山口県下の功労者が集中しているとしても、850人は余りに多すぎはしないか。是非とも氏名を詳らかにして、安倍後援会で「桜を見る会」に出席したお歴々の「功績」を検証したいものだ。

 名簿を廃棄したのなら、安倍後援会で世人の誰もが「功労者」と同意するであろうお歴々850人の氏名を明らかにして頂きたい。そして出来れば「何に対する功労」なのかもご説明頂きたい。
 公費を消費した階に出席者の氏名を明らかに出来ないわけがない。是非とも同じ山口県かに暮らす者として、安倍後援会に集中している人材の宝庫を検分したい。

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