ペンス氏の対中姿勢を日本も見習え。

ペンス米副大統領は24日、ワシントン市内で対中国政策について演説した。中国が経済、軍事両面で挑発的な行動を改めず「より攻撃的になっている」と述べ、改めて行動の是正を求めた。6月から続いている香港の大規模デモに関して「私たちは香港の人々とともにある」と擁護する姿勢を示し、中国政府に人権の尊重を要求した。
演説ではこれまでの米中関係を振り返り、今後の展望を示した。ペンス氏は、トランプ政権の公約の柱である貿易不均衡の是正に関して「中国は改善に向けた行動をとっていない」と非難。軍事面では南シナ海での軍事拠点化などに言及し「ますます挑発的になっている」と断じた。
台湾については「米国は台湾の民主主義が、すべての中国人にとってより良い道を示しているといつも信じている」と表明。中国の民主化に期待感を示した。中国が米国に世論操作を試みているとして警戒感をあらわにした。
人権分野では中国が「かつてない監視国家を構築している」と新疆ウイグル自治区でのウイグル族の拘束などを糾弾し、アフリカや中東諸国などに類似の監視技術を輸出していると指摘した。
ペンス氏は「中国の発展を抑えこむつもりはない。私たちは建設的な関係を求めている」とも説明。ただ、それは行動を改めることが条件との認識を示した。
ペンス氏の対中政策演説は、2018年10月以来約1年ぶりとなる。前回の演説では中国への強硬な姿勢を示し、同国の猛反発を招いた。ペンス氏は今年6月に予定していた対中政策の演説を見送り、その内容に注目が集まっていた>(以上「日経新聞」より引用)


 ペンス米副大統領は24日演説で「中国が経済、軍事両面で挑発的な行動を改めずより攻撃的になっている」と述べたという。そして「6月から続いている香港の大規模デモに関して「私たちは香港の人々とともにある」と擁護する姿勢を示した。
 中国政府は人権弾圧を繰り返している。ことにウィグル人に対する人権弾圧は際立っている。百万人を超えるウィグル族男子を抑留し、大量の漢族をウィグル地区へ送り込んでウィグル人女性に漢族男子との婚姻を奨励している。そして学校でウィグル言語の使用を禁じて、北京語の使用を強制している。

 そしてペンス氏は台湾について「米国は台湾の民主主義が、すべての中国人にとってより良い道を示しているといつも信じている」と表明して、中国の民主化に期待感を示した。それに対して中共政府は反発しているようだが、お門違いというものだろう。
 国家は権力者のためにあるのではない。国民のためにこそある。習近平氏は国民総監視を強めて、個人識別できる監視カメラを国土全域に4億台配置すると表明している。まさしく「監視国家中国」を創り上げようとしている。それは独裁者の野望丸出しだ。

 少しずつ自由を奪われ、人権を弾圧されていれば、いつの間にか監視社会になっても反発すら感じないのだろうか。「蛙の丸茹で」のようではないか。しかし人は蛙ではない。
 ペンス氏は「中国の発展を抑えこむつもりはない。私たちは建設的な関係を求めている」と説明したというが、説明したのは中国の発展を抑え込んでいるからだろう。それなら中国の発展に協力姿勢を示している安倍氏の姿勢は米国の意図に反する。

 日本の安全保障のためには中国の発展を抑え込む側に立つべきだ。財界から要請されて、安倍氏は中国の「一帯一路」に理解を示したようだが、愚の骨頂だ。財界は儲けのためなら魂でも平気で売り渡す連中のようだ。日本の国家と国民を危うくする中国に協力して甘い汁を吸おうとしている。
 そんな連中に支配されている安倍自公政権は日本の国家と国民のためにならない。ましてや外国人労働者を大量移民させようとするとは日本を滅ぼす亡国政権そのものだ。愛国者のふりをして登場したが、実態は反日政治家だった。安倍自公政権を一日も早く倒さなければ日本がなくなってしまう。

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