教師よお前もか、オフザケ満載の日本社会。

神戸市須磨区の市立東須磨小学校の20代教員が、同僚の先輩教員4人から目に激辛カレーをこすりつけられるなどのいじめを受けた問題で、同校の仁王美貴(におう・みき)校長が9日、神戸市役所で会見を開いた。
 仁王校長は「教員間のハラスメント事案について、児童や保護者、関係者の皆様に多大なご迷惑や心配をおかけしましたことをお詫び致します。大変、申し訳ございませんでした」と謝罪。いじめについて「絶対に許されるものではない」と話し、涙をぬぐった。
 男性教員3人、女性教員1人による同僚いじめ。会見の中では、女性教員Dが児童に「反抗しまくって(被害教員の)クラスをつぶしたれ」などとあおるよう指示したり、「誰やねんそんなヤツ知らんで」などと無視するよう呼びかけていたことを明かした。
 同校の聴き取りに対し、男性教員Aは「自分が面白ければよかった」「悪ふざけだと思っていた。そこまで(被害教員が)嫌がってるとは思っていなかった」「悪ふざけがすぎた」などと話していたことも明らかになった>(以上「デイリースポーツ」より引用)


 なぜ、こんな適格性を欠く教師が誕生したのだろうか、と首を傾げる。人は立場によって必要とされる「人格」があるものだ。教師には児童・生徒の規範となるような人格と行動が求められる。だから教師は「人材確保法」により、地方公務員よりも「優遇」されている。
 しかしオフザケの過ぎるガキが教壇に立っていたとは驚く。それでは児童・生徒のイジメが後を絶たないわけだ。教師が「お手本」となってイジメをしていたからだ。

 教員採用は地方では極めて厳しい狭き門だ。然るべき人材が厳選されている、と思っていたが間違いだった。教員採用をする側もガキだったら、採用される教師もガキになる。教師の人事を行っている教育委員会が「腐っている」と思うしかない。
 なぜなら教育委員会の主要構成メンバーは「教師」だからだ。教師が教務主任や校長へと「出世」するには教育現場の学校と管理組織の教育委員会とを出入りさせられる。つまり学校現場と教育委員会は一体同心だ。

 なぜそうしたイジメを日常化して楽しむ愚かな教師が誕生したのか。それはテレビでお笑い芸人が日常的にイジメをやり合うオフザケ番組を幼少期から見て「教育」された結果なのではないだろうか。
 イジメはテレビを通して日常的に各家庭に入り込み、イジメが「お笑い」と同質だと勘違いして「人格形成」されたのではないか。昨今のテレビではお笑い芸人なくしては番組が成り立たないほどだ。帯番組の司会者にアナウンサーではなくお笑い芸人が登場する始末だ。しかも民放だけではなく、NHKまで番組にお笑い芸人が欠かせないほど、テレビ業界は人材が枯渇している。

 お笑い芸人が演じているのは「非日常性」だ。話している相手の頭を叩く、ということは日常生活ではあってはならない。しかしテレビでは日常的に行われている。そこには相手に対する尊敬の念も、人としての尊厳も何もない。それを日常的に見て子供が人格を形成され、オフザケと常識が混同し混在化する。
 日本国民はオフザケ人間に成り果てたようだ。政府官僚もオフザケで公文書を改竄したり隠蔽したり、総理大臣がミエミエの大嘘を吐いてもマスメディアは問題として追及しない。オフザケを日本中に蔓延させている本家本元だからだろう。

 かくして教師までもオフザケに成り果てた。日本を誇りも矜持もない、たんなる後進国に成り果てさせようとする反日・日本人たちの望む結果が着々と出ている。
 政治家の劣化も甚だしい。マスメディアが支配し操作する社会がいかに恐ろしいか、日本国民は気付くべきだ。いい加減オフザケ満載のテレビから卒業しようではないか。

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