米国による大虐殺を忘れるな。
今日8月9日は6日の広島原爆碑と並ぶ、長崎原爆碑だ。日本国民は世界で初の核兵器を使用した米国による日本市民大虐殺が行われてことを忘れてはならない。
トランプ氏は真珠湾奇襲作戦で日本が米国を「奇襲」したのだから、原爆を落とされても仕方ない、と米国を正当化しているが、飛んでもない。そうした史実を争うなら、米国はその年の八月に米空軍の「フライング・タイガー」を赤軍に供与して、重慶に迫る日本軍を攻撃している。
米国の方が先に対日参戦しているのは史実から明白だ。それを「無きもの」として,真珠湾から日米開戦が始まったかのような米国のプロバガンダを一方的にトランプ氏が未だに演説で利用しているのは断じて許せない。
たとえ真珠湾奇襲攻撃から日米開戦が始まったとしても、市民を大量虐殺した日本の各都市に対する絨毯爆撃、それも木と紙で出来た日本家屋を焼き払うために開発したガソリン入りの爆弾「焼夷弾」をB29から雨霰と落とす攻撃は市民の大虐殺を狙ったものに他ならない。
米国は事前に「爆撃するから市民は退避せよ」とのビラを飛行機から撒いたから、避難しなかった市民の方が悪い、との見解を採っているようだ。しかし、それは戦時国際法のジュネーブ条約に反することは指摘するまでもない。
地方の各都市で千人単位の非戦闘員の市民が絨毯爆撃で「虐殺」され、東京では1945年3月10日には大編隊のB29が市民を焼き払うように都市周辺部から爆撃し、最後に中心部に「焼夷弾」を雨霰と降り注いで10万人以上もの非戦闘員を「虐殺」した。
1945年8月6日と9日の広島と長崎への原爆投下はまさしくジェノサイドそのものだ。ヒトラーを忌み嫌うなら、原爆の開発と原爆投下を許可したルーズベルトとトルーマン米大統領の名を併せて原爆碑に刻まなければならない。
彼らにマトモな人道主義の欠片でも、戦時国際法の常識の欠片でもあったなら、愚かな原爆投下を許可しなかっただろう。決して日本国民は原爆を投下して米国大統領と米国軍産共同体の罪悪を忘れてはならない。
日本は胸を張って世界の核兵器廃絶を呼び掛ける義務を負っている。戦争は馬鹿げた所業だが、そこには已むに已まれぬ道義がある場合もある。先の大戦で、日本は欧米列強の帝国・植民地主義に対抗するために、植民地解放戦争に挑むしかなかった。
実に無謀な、国力の対比から、負け戦と承知の上で、それでも已むに已まれぬ正義のために先人は戦争を決断した。日本軍将兵300万人が尊い命を落とした。それにより中世以後連綿と続いていた欧米列強の植民地へ独立の種をまいた。
今もなお、先の大戦の残滓は「戦勝国クラブ」に色濃く残っている。彼らは自分たちの核兵器は「善」で、それ以外の国が核兵器を持つことは「悪」だと勝手に決めている。
被爆国日本国民の一員とすればすべての核兵器は「悪」だ。核兵器に「善」も「悪」もない。地球上からすべての核兵器を廃絶するために、核を使用した唯一の国・米国をトコトン批判すべき責任がすべての日本国民にある。
鬼籍となって久しい私の伯父と伯母も「被爆手帳」を持っていた。彼らは呉の海軍病院から被爆直後の広島へ救護隊として入り、二次被爆した。広島在住の人たちにそうした親戚縁者を持つ人は大勢いる。
米国が落とした原爆の被爆者被害はまだ終わっていない。決して米国を許してはならない。
トランプ氏は真珠湾奇襲作戦で日本が米国を「奇襲」したのだから、原爆を落とされても仕方ない、と米国を正当化しているが、飛んでもない。そうした史実を争うなら、米国はその年の八月に米空軍の「フライング・タイガー」を赤軍に供与して、重慶に迫る日本軍を攻撃している。
米国の方が先に対日参戦しているのは史実から明白だ。それを「無きもの」として,真珠湾から日米開戦が始まったかのような米国のプロバガンダを一方的にトランプ氏が未だに演説で利用しているのは断じて許せない。
たとえ真珠湾奇襲攻撃から日米開戦が始まったとしても、市民を大量虐殺した日本の各都市に対する絨毯爆撃、それも木と紙で出来た日本家屋を焼き払うために開発したガソリン入りの爆弾「焼夷弾」をB29から雨霰と落とす攻撃は市民の大虐殺を狙ったものに他ならない。
米国は事前に「爆撃するから市民は退避せよ」とのビラを飛行機から撒いたから、避難しなかった市民の方が悪い、との見解を採っているようだ。しかし、それは戦時国際法のジュネーブ条約に反することは指摘するまでもない。
地方の各都市で千人単位の非戦闘員の市民が絨毯爆撃で「虐殺」され、東京では1945年3月10日には大編隊のB29が市民を焼き払うように都市周辺部から爆撃し、最後に中心部に「焼夷弾」を雨霰と降り注いで10万人以上もの非戦闘員を「虐殺」した。
1945年8月6日と9日の広島と長崎への原爆投下はまさしくジェノサイドそのものだ。ヒトラーを忌み嫌うなら、原爆の開発と原爆投下を許可したルーズベルトとトルーマン米大統領の名を併せて原爆碑に刻まなければならない。
彼らにマトモな人道主義の欠片でも、戦時国際法の常識の欠片でもあったなら、愚かな原爆投下を許可しなかっただろう。決して日本国民は原爆を投下して米国大統領と米国軍産共同体の罪悪を忘れてはならない。
日本は胸を張って世界の核兵器廃絶を呼び掛ける義務を負っている。戦争は馬鹿げた所業だが、そこには已むに已まれぬ道義がある場合もある。先の大戦で、日本は欧米列強の帝国・植民地主義に対抗するために、植民地解放戦争に挑むしかなかった。
実に無謀な、国力の対比から、負け戦と承知の上で、それでも已むに已まれぬ正義のために先人は戦争を決断した。日本軍将兵300万人が尊い命を落とした。それにより中世以後連綿と続いていた欧米列強の植民地へ独立の種をまいた。
今もなお、先の大戦の残滓は「戦勝国クラブ」に色濃く残っている。彼らは自分たちの核兵器は「善」で、それ以外の国が核兵器を持つことは「悪」だと勝手に決めている。
被爆国日本国民の一員とすればすべての核兵器は「悪」だ。核兵器に「善」も「悪」もない。地球上からすべての核兵器を廃絶するために、核を使用した唯一の国・米国をトコトン批判すべき責任がすべての日本国民にある。
鬼籍となって久しい私の伯父と伯母も「被爆手帳」を持っていた。彼らは呉の海軍病院から被爆直後の広島へ救護隊として入り、二次被爆した。広島在住の人たちにそうした親戚縁者を持つ人は大勢いる。
米国が落とした原爆の被爆者被害はまだ終わっていない。決して米国を許してはならない。