阿蘇山が大噴火しないという「証明」もない。
<中岳第一火口では、本日15時40分にごく小規模な噴火が発生しました。噴煙は火口縁上600mまで上がりました。噴火が発生したのは、4月19日以来です。火山活動が高まっていますので、中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください>(以上「日本気象協会」より引用)
2017年12月の伊方原発再稼働仮処分決定を巡り、広島高裁(三木昌之裁判長)は2018年9月25日、四国電の異議申し立てを認め、再稼働を容認する決定をした。その際の根拠は「阿蘇山が再稼働中に大噴火するとの証明が出来ない」という雲を掴むようなものだった。
なぜなら火山噴火を予測することは現代科学を以てしても不可能だからだ。不可能だから御岳山の噴火により数十名もの登山者たちが噴火により命を奪われた。だから広島高裁の三木昌之裁判長が「噴火すると証明されない」という論旨は荒唐無稽だ。むしろ「決して噴火しないと証明できない」から再稼働に反対すべきだ。
福一原発にしても第一次安倍内閣当時に津波予測を従来の10mから15mとする意見が出されたが、確実に15mとする「証明」が出来なかったため、安倍氏が議長を務める会議で福一原発の防波堤嵩上げは見送られた経緯がある。
災害は最悪の場合を想定して対策を立てるべきだ。「阿蘇山が大噴火する証明」は出来ないが「阿蘇山が大噴火しない証明」もできない、とするなら原告の利益を守る立場とすれば後者を採用して「再稼働停止」を決定すべきだった。
日本は火山列島だ。噴火や地震は付き物だと観念すべきだ。原発などといった危険施設を全国展開している状況はまさしく「狂気の沙汰」だ。再稼働するどころか、全国の原発施設に大量に貯蔵されている使用済み核燃料を速やかに回収すべきだ。そして「安全」施設でしっかりと管理すべきだ。
各地の原発の備えは完璧なのか、鹿児島の川内原発は阿蘇山の大噴火もさることながら、世界最大級の海底火山の大爆発の胎動も伝えられている。全世界に大量の放射性物質を拡散する原発事故は福一原発だけで沢山だ。国や電力会社に篭絡されたかのような非常識な判事ばかりの日本の司法当局の覚醒を願うしかない。
2017年12月の伊方原発再稼働仮処分決定を巡り、広島高裁(三木昌之裁判長)は2018年9月25日、四国電の異議申し立てを認め、再稼働を容認する決定をした。その際の根拠は「阿蘇山が再稼働中に大噴火するとの証明が出来ない」という雲を掴むようなものだった。
なぜなら火山噴火を予測することは現代科学を以てしても不可能だからだ。不可能だから御岳山の噴火により数十名もの登山者たちが噴火により命を奪われた。だから広島高裁の三木昌之裁判長が「噴火すると証明されない」という論旨は荒唐無稽だ。むしろ「決して噴火しないと証明できない」から再稼働に反対すべきだ。
福一原発にしても第一次安倍内閣当時に津波予測を従来の10mから15mとする意見が出されたが、確実に15mとする「証明」が出来なかったため、安倍氏が議長を務める会議で福一原発の防波堤嵩上げは見送られた経緯がある。
災害は最悪の場合を想定して対策を立てるべきだ。「阿蘇山が大噴火する証明」は出来ないが「阿蘇山が大噴火しない証明」もできない、とするなら原告の利益を守る立場とすれば後者を採用して「再稼働停止」を決定すべきだった。
日本は火山列島だ。噴火や地震は付き物だと観念すべきだ。原発などといった危険施設を全国展開している状況はまさしく「狂気の沙汰」だ。再稼働するどころか、全国の原発施設に大量に貯蔵されている使用済み核燃料を速やかに回収すべきだ。そして「安全」施設でしっかりと管理すべきだ。
各地の原発の備えは完璧なのか、鹿児島の川内原発は阿蘇山の大噴火もさることながら、世界最大級の海底火山の大爆発の胎動も伝えられている。全世界に大量の放射性物質を拡散する原発事故は福一原発だけで沢山だ。国や電力会社に篭絡されたかのような非常識な判事ばかりの日本の司法当局の覚醒を願うしかない。