タイで中国と経済協力していたのは売国奴・安倍だった。

中国のマクロ経済政策を統括する国家発展改革委員会の寧吉哲(ねい・きちてつ)副主任は6日、開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)に合わせた記者会見で、巨大経済圏構想「一帯一路」の発展に向けた施策として「中国と日本がタイで(第三国市場における)協力を開始した」と述べた。
 安倍晋三首相が訪中した昨年10月、日中両国の企業などはタイでのスマートシティー開発を含む52件の協力覚書を締結した。日本政府は、中国との第三国での経済協力について「基本的には一帯一路と関係ない」(世耕弘成経済産業相)との立場だが、中国側は明確に一帯一路の一環として位置付けていることが改めて確認された
 寧氏は、昨年の中国側から「一帯一路」沿線国への直接投資が156億ドル(約1兆7千億円)に上ったと紹介。一帯一路の「質の高い発展」に向けて先進国などとの第三国市場協力を拡大するとし、フランスやシンガポールとの協力にも言及した。
 国家発展改革委が5日発表した2019年計画案でも、一帯一路の「国際協力」を進めるとして日本や独仏、シンガポールなどとの第三国市場協力を推進することが盛り込まれた>(以上「産経新聞」より引用)


 今朝のブログで「タイで中国と経済協力しているのは日本企業かそれとも日本政府か」と書いたが、その答えは今年3月6日の産経新聞の記事にあった。中国と協力しているのは安倍自公政権だった。
 中国政府は日本政府が「タイで経済協力」していることを、日本政府が中国の「一帯一路」に協力している、と欧州諸国に売り込んでいる。なんという愚かなことをしたのだろうか。

 安倍氏は習近平氏に「協力」しなければならない「カリ」でもあるのだろうか。それとも東シナ海や南シナ海で覇権を拡大している中国と仲良くすることで、日本に何かメリットでもあるのだろうか。
 それとも52ヶ所もの日本政府の経済協力で潤う日本企業があって、そこから献金でもタンマリ貰っているのだろうか。なんとも腹立たしい限りだ。

 安倍自公政権に外交の基本的な戦略があるのだろうか。TPPで中国を包囲する、と息巻いていたのは何だったのか。中国封じ込め、と謳っていた航行の自由作戦を実施している米国を支持していたのではないか。
 中国がタイでの日本政府の52ヶ所にも上る経済協力を「一帯一路」を欧州に売り込む際に利用するとは思いもしなかったのだろうか。安倍氏の能天気ぶりには今更ながら驚く。こんな男をいつまで総理大臣にしておくつもりなのか。

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