「悪夢のような民主党時代」と売国奴・安倍晋三が叫んでいる。

安倍晋三首相は10日、都内のホテルで開かれた自民党大会で演説し、春の統一地方選と夏の参院選が重なる「亥(い)年」選挙を前に、前回の亥年選挙で参院選に敗北した経緯に触れ、「(その後)あの悪夢のような民主党政権が誕生した。あの時代に戻すわけにはいかない」と、強い口調で呼びかけた。
首相は、第1次安倍政権の時に行われた12年前の亥年選挙を振り返り、「参院選の惨敗は当時総裁だった私の責任。片時たりとも忘れたことはない。わが党の敗北で政治は安定を失い、決められない政治となり、経済も失速した」と指摘した。「(今回も)厳しい戦いになるが、まなじりを決して戦い抜く。その先頭に立つ決意だ」と述べ、統一地方選についても「力を合わせて勝ち抜こう」と訴えた。
野党が「アベノミクス偽装」などと批判している毎月勤労統計の不正については「しっかり徹底的に検証し、再発防止に全力を尽くすことで責任を果たしていく」と短く触れただけ。児童虐待については「いまこの瞬間も、虐待が行われているかもしれないという危機感を持ち、根絶に政府を挙げて全力で取り組む」と述べた。
持論の憲法改正に関しては「いよいよ立党以来の悲願である憲法改正に取り組むときが来た」と声を張り上げ、「憲法にしっかりと自衛隊を明記して、違憲論争に終止符を打とうではないか」と、9条改正実現に意欲を示した>(以上「日刊スポーツ」より引用)


 民主党時代を「悪夢」にしたのは菅、野田の民主党首相だ。彼らが第二自民党を目指さないで、2009民主党マニフェストの実現に全力を傾けていたなら、現在の日本はかなり異なる国家になっていたはずだ。
 少なくとも、デフレ化から脱出して経済成長を力強くしていただろう。ただし、前回の民主党政権に「タラ」の条件を付けたとしてら、小沢一郎氏が検察とマスメディアのタッグチームによる「政治とカネ」プロパガンダで表舞台から失脚していなかったら、との条件付きだが。

 小沢一郎氏を失った民主党政権は「烏合の衆」の集まりでしかなかった。それが証拠に小沢一郎氏が去った民主党は政権をうしない党そのものも瓦解してしまったではないか。
 野党だった民主党が政権を奪えたのは偏に小沢氏の手腕だ。そのカギは「国民の生活が第一」の政策だ。つまり小泉氏以来の構造改革路線で国民の富がハゲ鷹に奪われつつあるのを押し止める政権として、反自民の国民が一致して投票したから民主党が権力の座に就けたのだ。

 何を勘違いしたのか、民主党の議員が自民党のような長期政権を夢見て民主党を「自民党化」させてしまった。それでは民主党の支持者たちは呆れて離れるしかない。
 そうした基本的な「政治理念」で支持者を裏切ったことに旧民主党政治家たちは気付いてないようだ。世界はグローバル化から「国民ファースト」へと舵を切っている。日本も安倍自公政権のグローバル化から国民ファーストの「国民の生活が第一」の旧民主党が掲げた政策へ回帰すべきだ。

 小沢氏が掲げた「国民の生活が第一」は世界よりも10年早く「国民ファースト」を政治理念に据えていた。やっと世界が小沢一郎氏に追い付いてきた。
 野党の政治家諸氏はチマチマとした政策論争ではなく、小沢氏が2009年に掲げた「国民の生活が第一」の政策の下に結集すべきだ。そして再び「国民の生活が第一」のために全力を合わせて自公候補と決戦を挑むべきだ。必ずや、勝てる。野党の政治家諸氏がチマチマとした小異をいわず、「国民の生活が第一」の大同に就けば必ず勝てる。

 確かに「民主党時代は悪夢」だった。それは小沢一郎氏の掲げた「国民の生活が第一」の旗印を勝手に下げて、グローバル化路線に舵を切ったからだ。売国の安倍自公政権を倒すために、野党の政治家諸氏は小沢一郎氏の許に結集すべきだ。

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