信頼できない「友軍」ほど始末の悪いものはない。

韓国の聯合ニュースは27日、韓国海軍が来月に予定していた幹部の海上自衛隊基地訪問を取りやめたと報じた。韓国はレーダー照射問題などを巡って、海自哨戒機が韓国艦に低高度で接近する「威嚇飛行」をしたと反発。日本側も海自の護衛艦「いずも」の韓国への寄港を取りやめる方向で調整に入っており、防衛当局間の関係悪化を反映した形となった。

 聯合によると、韓国海軍と海自は毎年、交互に艦隊司令官級の幹部が相手国を訪問する交流を行っている。今年は韓国側が、海自の舞鶴地方隊(京都府舞鶴市)を訪れる予定だったが、既に取りやめを日本側に通知したという>(以上「共同通信」より引用)


 韓国海軍が来月に予定していた幹部の海上自衛隊基地訪問を取りやめた、という。それがレーダー照射に根差してものであるなら歓迎すべきだろう。
 まず韓国艦船がなぜ自衛隊の哨戒機にレーダー照射したのか、その経緯を明らかにすべきだ。謝罪などはその後のことで、韓国海軍の艦船が自衛隊機にミサイル発射の前段階のレーダーを照射した理由を明らかにすべきだ。

 当時、韓国海軍の艦船は北朝鮮漁船を「救助」していたというが、それは本当に「救助」だったのか。あるいは「瀬取り」をしている現場を自衛隊機に目撃されてはマズイと考えて、レーダー照射して自衛隊機を遠ざけようとしたのではないか。
 そして、その「瀬取り」が韓国政府「公認」だとしたら、いかなることになるのか。国連の制裁決議に反するだけでなく、米国との同盟関係を蔑ろにする「敵対行為」ではないか。

 人道的支援、などといった「少女趣味」など通用しない。北朝鮮は核軍備をしている。韓国政府と韓国民を一瞬にして虐殺する恐ろしい兵器を装備している国に対して、いかなる人道支援があり得るというのか。
 世界の核保有国に対して、支援などあり得ない。もちろん過去において中国やインドやパキスタンやロシアなどに対して、日本が支援したのは間違いだ。本来ならその国の政府がその国民の暮らしを安堵する義務がある。その義務を放擲して、莫大な費用を必要とする核開発に血道を上げている国家へ支援することは廻り回って核開発を支援することになる。

 核開発を行う政府を支持する国民は核と共に滅びても運命だ、と覚悟すべきだ。相手を核で滅ぼそうとする者は自分もまた核で滅ぼされる。運命とはそうしたものだ。
 北朝鮮は核開発に勤しんでいる。国民の社会保障など眼目になく、1990年代から国民への食糧配給制度は崩壊したまま放置されている。2500万国民はその日の食事にすら事欠く有様だ。それでも核開発に血道をあげる金独裁政権を支援する必要があるだろうか。

 韓国海軍は自衛隊機にレーダーを照射した理由を語るべきだ。それが軍隊としての規律のあり方ではないか。その規律さえ果たせない将官が日本を訪問しないとして、なんら日本にとって不都合はない。なぜなら信頼できない「友軍」ほど始末の悪いものはないからだ。

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