「日本を取り戻す」ためにローラの勇気を日本国民みんなが持とう。

 人気タレント、ローラの「辺野古埋め立てストップ」の投稿が賛同の輪を広げている。18日(201812)に、「We the people Okinawaで検索してみて。美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから。ホワイトハウスにこの声を届けよう」と呼び掛けた。
   アメリカ大統領府ホワイトハウスの請願サイト「We the people」に、30日以内に10万筆以上の署名が集まれば、米政府は対応を検討し、何らかの回答をすることになっている。 今月8日にスタートした「Okinawa」の署名は、18日までで9万筆だったが、ローラの呼びかけで一気に10万筆を突破し、20日午前8時には135000筆以上が集まっている。
   沖縄の玉城デニー知事もツイッターに「たくさんの方と繋がっている嬉しさを多くの皆さんが誇りに感じている。深く感謝です」と書き込んだ。
   高木美保(タレント)「芸能人の政治的発言はタブーだという発想を変える時代に来ていますよね。インターネットで世界と繋がっている中で、鎖国状態のような考えでいいのかなと思うし、この国をよくしたい、政治をよくしたいという純粋さをローラさんに感じます」
   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「日本政府は聞く耳を持たないんですよ。それでもできることは何か。もうアメリカ国民、アメリカ政府に直接訴えることしかないんだなと・・・」>(以上「Jcast」より引用)


 人気タレントローラが「10万人署名を集めてホワイトハウスに送ろう」と呼び掛けている。辺野古沖移設に反対する国民の声に一切安倍自公政府が耳を貸さないのなら、米国政府に日本国民の声を届けるしかない、という判断は正しい。
 米国にとって米軍海兵隊の基地が普天間にある必要性はないし、辺野古のある必要性もない。むしろ海兵隊は時代遅れの軍隊として持て余しているのが現状だ。グアムの海兵隊と合体させて再編する長期戦略を立てていたことが知られている。

 米軍のプレゼンスを示す「舞台」として日本を「踏み石」に使わせる時代は過去のものになっている。北朝鮮は米国本土近くに「踏み石」も空母も持たないが、米国本土を射程に収めるICBM開発により米国を譲歩させるのに成功した。
 米軍を世界展開させる負担に米国は戦後一貫して喘いできた。双子の赤字は米国を根幹から蝕んでいる。お人好しの日本が日本駐留米軍経費の75%を負担しているが米国の負担がゼロなわけではない。最低限の米軍兵士の給与まで日本に負担させたら「傭兵」の不名誉を浴びせられかねない。だから出来ればグアムに撤退して、時代遅れの海兵隊を整理統合するのが米軍の長期戦略だ。

 しかし安倍自公政権は辺野古を米軍撤退後に日本空母の母港化として運用するために、V字型滑走路を建設する予定だ。それは空母甲板の離着艦訓練に模して行うのに最適のカタチだ。
 安倍自公政権はどこまで邪悪なのだろうか。臆面もなく「美しい日本」だとか歯の浮くような言葉をカミカミながら並べ立てるくせに、やっていることは日本社会と伝統文化の破壊でしかない。日本を取り戻すのは政治権力者ではなく、一人一人の日本国民だ。ローラの行動に日本国民は賛意を表明して彼女の後に続こうではないか。

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