太平洋上の米英海軍と空母艤装予定の「いずも」の「共同訓練」は憲法違反ではないか。

海上自衛隊は23日、本州南方の太平洋で22日に米英の艦艇と共同訓練を実施したと公表した。海自からは、改修して事実上空母化することが決まったヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」が参加した。3カ国による共同訓練の実施は初めてで、連携を示すことで海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。
 海自によると、米海軍の潜水艦や哨戒機、英海軍のフリゲート艦「アーガイル」などが参加した。米海軍の潜水艦を敵に見立て、日米英で情報交換しながら捜索するなどの訓練を行った>(以上「産経新聞」より引用)


 米英海軍と日本の自衛隊が太平洋上で「共同訓練」を行った、という。その目的は海洋進出を強める中国を牽制するためだという。
 日本は憲法で「国際紛争を武力で解決しない」と定められている。それは国民に対する規定ではなく、政府が遵守すべき義務規定だ。

 来年にも空母に艤装される「いずも」が共同訓練に参加したのは憲法違反の疑いが強い。日本の防衛のために建造された護衛艦が空母に艤装される予定とされ、その艦艇が太平洋上での米英間軍との「共同訓練」に参加するとは、共同して軍事作戦行動に従事することを想定していることに他ならない。
 つまり集団で「自衛」ではなく、敵国と交戦するための「訓練」に他ならない。そうした「慣らし訓練」を随時行って、日本国民から自衛隊の海外派遣に対する拒否反応を「慣らし」て行く安倍自公政権の作戦のようだ。つまり米英軍との「慣らし訓練」ではなく、日本国民に対する「慣らし訓練」だ。

 そうした訓練予算を国会は審議したのだろうか。寡聞にして知らないのは「審議したがマスメディアが報じてない」だけなのだろうか。それとも「一般訓練費」の中に「米英海軍との共同訓練費」が入っているとの説明がなされなかったのだろうか。
 いずれにせよ、2018年度予算審議の過程で国民に報じられたことはない。あるいはマスメディアが問題ないとして審議されたにも拘らず報道しなかったのだろうか。それならマスメディアによる意図した「隠蔽」ではないだろうか。

 しかし憲法違反の疑いの濃厚な「空母」艤装予定の艦船が太平洋上で米英海軍と共同訓練する事態に日本国民は怒りの声を上げない、この平穏さは何だろうか。このような平穏な中で先の大戦でも、開戦への道を歩んで行ったのだろうか。

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