ポチの扱いに沖縄県民は腹の底から怒れ。

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設工事が進む名護市。2月の市長選で安倍政権が推す渡具知武豊(とぐちたけとよ)氏が移設反対の現職を大差で破って初当選すると、政府は前市政の8年間にわたって凍結していた米軍再編交付金の支給を再開。保育料の無償化は辺野古移設への協力を前提に支給されるその交付金で賄われる。
 渡具知氏は市長選で辺野古移設への賛否を示さず、保育料の無償化など生活支援を強調することで勝利を得た。この「成功体験」で手応えをつかんだ安倍政権は、沖縄県知事選(13日告示、30日投開票)でも辺野古移設には徹底して触れず、前宜野湾市長の佐喜真淳(さきまあつし)氏(54)の勝利を目指す戦術を取る。
「争点隠しだ」。移設阻止を訴えながら先月急逝した翁長雄志(おながたけし)知事の後継として出馬する自由党幹事長の玉城デニー衆院議員(58)の陣営は批判を強める。だが、自民県連幹部は「今から工事をする段階ならば別だが、わざわざ争点にする理由がない」と強調。辺野古沿岸部で護岸の造成など工事が目に見えて進んでいることが「辺野古隠し」を後押ししている形だ。
 自民県連の国場幸之助会長は「普天間問題の解決に向けて政治は結果を出さなければいけない。理想を掲げて10年、20年変わらないのは政治の敗北だ」と力説する。党本部と違って辺野古移設に反対の立場を取る公明県本部は、前回選は自主投票だったが、今回は佐喜真氏の推薦に回った。金城勉代表は「県本部として辺野古への抵抗は今も強い」としながらも、「対立ばかりでは物事は前に進まない」と説明する。
 佐喜真氏は5日の公開討論会でも「争点は普天間飛行場の返還」と移設の是非に踏み込まなかった。さらに「過重な基地負担を全国に発信した」と翁長氏を評価してみせ、弔い合戦のムードに火が付かないよう細心の注意を払う。それは、移設反対の民意が高まれば、県民感情を刺激して苦戦を強いられかねない--という強い危機感の裏返しでもある。
 10日に宜野湾市であった佐喜真氏の総決起大会では、推薦する自民、公明、維新の幹部が顔をそろえて「新しい沖縄をつくろう」と声を上げた。だが、国からの振興予算に基づく経済振興などを訴えるほど、辺野古移設を強硬に進める与党・政府との蜜月をアピールせざるを得ないという矛盾を抱えている。
 翁長氏が辺野古の埋め立てを承認した現職に圧勝した2014年の知事選以降、国政選挙など移設問題がクローズアップされた全県レベルの選挙では保守側は敗北を重ねており、陣営には不安も残る。佐喜真氏を支援する国会議員の一人は語る。「『辺野古』を言わない選挙は無理がある」>(以上「毎日新聞」より引用)


 人は自分の目で相手を見る。つまり自身の人生観で相手も推し量るものだ。安倍自公政権は人をポチか何か、犬のように観ているようだ。自分に尻尾を振る人には十分な報酬を与え、自分の命に従わすには「餌」をチラつかせれば良い、と考えている。
 沖縄に対して特別開発補助金3000億円をチラつかせて元知事の仲井眞氏に辺野古沖埋め立ての許可を出させた。だが仲井眞氏の次の翁長氏が辺野古沖移設反対で当選すると上京した翁長氏と安倍氏はなかなか面会しようとはしなかった。そして翁長氏に対するイヤガラセのように沖縄への交付金を減額した。

 安倍氏はそのような考え方、人生観の持ち主なのだろう。だから安倍友の加計氏には優遇する政治を行い、自分を崇める森友学園に対しても学園への国有地売却に配慮した優遇策を以て遇した。
 しかし、そうした手法が通用するのはナイーブ(愚かな)な日本国民相手の国内政治だけだ。外交では安倍氏がばら撒いた餌だけ奪われ、馬鹿にされるだけだ。米国のトランプ氏やロシアのプーチン氏が投げ与えられた餌に尻尾を振って、安倍氏の心中を「忖度」してくれると思ったのだろうが、ただただ安倍氏と日本国民が馬鹿にされただけだ。

 本来、日本国民は国民を犬並みに馬鹿にした札束で頬を張る行為に対しては毅然として腹を立てるべきだ。新潟知事選でも原発再稼働という争点を隠した現職を「卑怯者」と新潟県民は批判の大合唱で応じるべきだった。
 沖縄県民は日本人としての矜持を示して欲しい。餌に釣られて辺野古沖移設という争点を隠した選挙を是としてはならない。大いなる怒りを沖縄県民を犬並みに扱う安倍自公政権、つまり日本政府に発揮すべきだ。

 辺野古沖移設と日本国の防衛と何ら関係ないことは明らかだ。米国は時代遅れの海兵隊を持て余し、三軍(陸海空)のいずれかと縮小併合してしまおうと考えている。普天間基地に駐留している海兵隊はグアムまで撤退させる計画にあるようだ。そして三軍のどれかに改称して合軍させるつもりのようだ。
 辺野古沖移設した基地は後々自衛隊の基地として、航空母艦発着訓練に使用するため、航空母艦甲板に見立てたV字型滑走路を計画しているといわれている。しかし米軍及び自衛隊が着艦訓練場として、政府は既に馬毛島の所有者と通常の買取価格の数倍もの価格で売買取引が秘かに進行しているといわれている。

 こうした情報を政府は国会の場で開示すべきだが、安倍自公政権は徹底して政府計画の隠蔽を行っている。そして政府の隠蔽に対して切り込むべきマスメディアは安倍友や安倍チャンネルと化して政府の広報ばかりしている。
 安倍自公政権が普天間基地の移設先としている辺野古沖基地にV字型滑走路がなぜ必要なのか、明らかにすべきではないだろうか。ヘリコプターとオスプレイと輸送機しか持たない海兵隊に滑走路は一本だけで十分だ。空軍でもあるまいに風向きによる常時基地が使用できるようにV字滑走路だと説明しているが、無理がありはしないだろうか。そこを切れ込むのがマスメディア本来の使命だ。

 ポチ並みの扱いに沖縄県民は心の底から怒り、怒りを以て自公維新の推す候補者を落とさなければならない。彼がマトモな沖縄県民なら辺野古を争点から隠さないで、堂々と辺野古へ移設すべき理由と沖縄の利点を説明すべきだ。そして安倍政府がぶら下げた餌を「沖縄県民を馬鹿にするな」と叩き返すべきだ。卑しい者は相手もまた卑しい心根を持っていると考える。恰もプレーボーイが自分が浮気しているから付き合っている女性も浮気しているのではないかと異常に嫉妬深いのと似ている。人は自分の「目」で相手を見る。

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