破綻寸前といわれる国連に日本の未来を託せるのか。

 国連が破綻寸前だという。現金が底をついて業務遂行に支障が出る事態だという。
 その主要因は最大の国連分担金を担っている米国の支払いが滞っているからだ。トランプ氏が国連を軽視している表れだともいわれている。しかし国連は必要なのだろうか。

 国連の最大の機関は安全保障理事会だ。そこで世界平和に関して話し合われている、とされている。しかし安全保障理事会で国際紛争が回避されたことは例外で、まず「戦勝国五ヶ国」に与えられた「拒否権」発動により安全保障理事会は機能不全に陥っている。

 そもそも「戦勝五ヶ国」とは何だろうか。先の大戦で「戦勝」したと厚かましくも名乗っているが、中共政府は1945年には成立していなかったし、ポツダム宣言に調印したのは毛沢東ではない。1945年当時にロシアなる国はなかった。それら二ヶ国が「戦勝国」クラブに名を連ねているのはおこがましいといわざるを得ない。

 いや世界平和を話し合い実現する機関が先の世界大戦の戦勝国によって主たる運営すること自体に正当性がないといわざるを得ない。なぜなら「喧嘩両成敗」という言葉もある通り、戦勝国クラブの内中・露以外の国々は世界に植民地を有し、現地住民を奴隷として使役していた。
 日本がアジアを南下して戦ったのは英仏米以外には蘭西ではなかったか。それらはアジアで各地を植民地とし現地住民を奴隷として使役していた国々だ。実質的に世界で唯一「植民地」化されなかった有色人国家・日本が欧米列強の植民地支配を打破し、アジア人を植民地から解放する戦争を戦った。それが先の大戦の日本に関する実態だ。その実態が世界に知れるのを防ぐために日本国民を自虐史観で「内省的」に閉じ込めて、世界で「極悪非道・日本」のプロパガンダを大宣伝した。それが東京裁判だ。

 そうした捏造され歪曲された歴史観の上に国連は存在している。いわば中世から現代にかけた欧米の悪逆非道を隠蔽する装置が国連だ。そして現在の国連は「戦勝国クラブ」の利害・権益の調整機関に堕している。だから先の大戦以後、世界から戦火が消えた日は一日としてない。
 しかし最も国連を利用してきたのは米国だ。ニューヨークに国連本部を置き、無理やり中東にイスラエルを建国したのも米国の差し金だ。それが中東紛争の火種になって現在に続いている。それは米国の都合に過ぎない、という事実を世界はもっと批判すべきだ。

 国連が破綻寸前だという、それも米国が分担金を支払っていないからだという。いかにもプラグマティズムの国・米国だ。日本も用心した方が良い、利用価値がなくなったと感じたら、米国は平気で日本を中国へでも売り渡す。米国とはそうした国だ。
 先の大戦で日本が上手く悪役に仕立て上げられたように、未来でも米国はそうしかねない。だから日本は日本国民が守らなければならない。米国はもとより、国連も日本の未来にとって頼りにして日本の防衛を日本国民が忘れてはならない。

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