トランプ氏の乾分に成り下がった安倍氏に日本の国益は守れない。

今年5月、イラン核合意から一方的に離脱したトランプ米政権が26日、11月4日までにイラン産原油の輸入をゼロにするように各国に求めると表明した。中東で影響力を拡大するイランの最大の資金源を断ち、譲歩を引き出すことを目指す強気の戦略。だが、中国は協力を要請されても従わない意向を示した。核合意の維持を目指す英仏独や日本も難しい対応を迫られそうだ>(以上「毎日新聞」より引用)

 トランプ氏の強引なイラン核合意離脱に日本の原油輸入まで付き合わされるのは御免こうむりたい。イランから輸入している原油は日本の輸入量の約6.9%で国別では4位に相当する。
 いかに安倍氏がトランプ氏のポチとはいえ、イランからの原油輸入を禁止するのは困難だ。イランから日本へ入っている6.9%に相当する1322万klもの原油を他からすぐに手当てするのは困難だからだ。

 そもそもイラン核合意を破棄したのはトランプ氏の単独行動だ。それも中間選挙を意識して、米国内の有権者の75%を占める「福音派」を抱き込むために強引にイスラエルの米国大使館をエレサレムに移転させ、イスラエルと敵対するイランに強硬姿勢を見せているに過ぎない。
 イラン核合意は国際的な話し合いで合意に達したものだ。確かにトランプ氏が大統領になる以前のことて、オバマ氏の政策を卓袱台返しのようにひっくり返しているトランプ氏にとっては痛快事かも知れない。しかしそれでは国際的な話し合いは成り立たない。

 安倍氏は余りにトランプ氏とコミットし過ぎた。日本人拉致問題の解決に関しても、トランプ氏にお願いしたため莫大なポンコツ米国製兵器購入を約束させられた。非核化の費用負担についても日本と韓国が負担する、とトランプ氏は早くも勘定書きを回すといっている。
 こんな馬鹿な外交しかしていない安倍氏がトランプ氏の「イランから原油を買うのはやめろよ」と命じられて、安倍氏に「ノー」と言えるかどうか。

 日本の国益のためにトランプ氏の乾分になり果てた安倍氏を変える必要がある。安倍氏が首相であり続けて百害あって一利なしだ。

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