確実に安倍氏の時代は過ぎ去っている。

21日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮は20日の朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会で、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を中止することを決めた。また、北部の核実験場を廃棄するほか、朝鮮半島の平和と安定のため、周辺国と緊密な対話を積極的に行うことも決定した。
 金正恩朝鮮労働党委員長は総会で、核の兵器化完成で、核実験や弾道ミサイル試射の必要がなくなったと表明した。また、社会主義経済建設に総力を集中することが党の戦略的路線だと宣言した>(以上「時事通信」より引用)

 北朝鮮がICBM開発とこれ以上の核開発を止めると発表した。北朝鮮のことだから言葉を額面通りに受け取るわけにはいかないが、少なくとも米国本土を攻撃目標としないとの声明をだしたことになる。
 しかし日本に関しては従前から何も変わっていない。日本を攻撃するのにICBMは必要ない。従ってICBMに搭載するサイズに核兵器を小型化する必要もない。

 北朝鮮の日本に対する脅威は以前と何も変わりないが、米国に対しては脅威を与えることはない、と譲歩したことになる。ここに来て、北朝鮮は日米の分断を図ってきたとみなすべきだろう。
 当然、米国民にとって日本人拉致被害者の存在はICBM配備と比べるまでもなく、彼らの安全に関して切実ではない。トランプ氏が日本人拉致被害者の奪還にどれほど誠意を尽くし、実効性があるかは疑問だ。

 安倍氏がトランプ氏と会談するために米国へ飛んだのは全くの無駄だったわけだ。北朝鮮は日本政府が考えているよりもシタタカだ。
 安倍氏は未だに「最大限の制裁」をと叫んでいるが、一人蚊帳の外へ放り出されただけだ。日本抜きで北朝鮮協議は進められることになる。

 安倍氏の地球儀外交とは一体何だったのだろうか。国内経済の低迷を失業率や株価といった余り現在では経済実態を反映しない数字だけを並べて誤魔化し、悦に入っているが、アホノミクスの実態は既にバレバレだ。
 ここに来て外交までも破綻した。対中包囲網と宣伝していたTPPは米国の不参加により崩れ、むしろ中国が国内経済バブル崩壊に怯えて金満家・日本のご機嫌取りに来ている。

 これほど政治音痴の安倍氏に政治を任してはならない。彼は政治の私物化と寿司友マスメディアを使って政権の宣伝をさせていただけだ。
 国際金融は金融緩和から出口戦略へと移っている。日本だけが異次元金融緩和を続けることは不可能だ。そろそろ黒田氏にも退任願わなくてはならない。確実に安倍氏の時代は過ぎ去っている。彼に引導を渡すのは誰だろうか。


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