携帯やPCに我が物顔で迷惑メールを送り付ける者に罰を与える方策を考えるべきだ。
何とかならないか、と思うのは携帯への迷惑メールだ。一日百件以上ものメールが受信されるが、すべて迷惑メールだ。
中には女性の名前で「お誘い」のあるが如きの表題のメールだったり、いきなり○○万円の援助をしたい、という奇特な申し出の表題だったり、現実離れしたものは中身を見ずに「迷惑」登録して削除しているが、そうそういきなり削除できない「表題」のものもあるから困る。
たとえば「同窓会」のお知らせ、というものは困る。いきなり削除し難いが、同窓会なら出欠の連絡をしなければならないからメールを開かざるを得ない。それで何らかの「同意」とみなされるようでは詐欺もここに極まれり、という感がしないではない。
しかし実際に緊急を要する高齢者の仲間入りをした私にとって、老人仲間のSOSではないかと開かざるを得ないメールもあるから困ったものだ。しかし一日チマチマとメールをチェックせざるを得ない私の苦労を迷惑メールを送信する輩は解っているのだろうか。
これで暇があればキチンと返事を送って、喧嘩を仕掛けてやろうかと思わないでもない。「返還通知」などメールで送って来るはずはないし、「母」は既に鬼籍に入っているからメールを送信して来ることは不可能だ。
「素敵な未来のご主人様へ」というメールには呆れるしかない。「現金配送状」など決して携帯メールで送信しない類のものから、「換金期限は本日限り」というものや「即振込手続き」などという詐欺の典型から「一度お返事を頂けないかしら」などといった低俗路線まで、携帯迷惑メールはホトホト迷惑だ。
いったい警察当局は何をやっているのだろうか。これほど迷惑メールが氾濫している状態を放置しているとは。「サイト利用料金の請求」はまさしく詐欺の典型そのもののメールだ。
たとえ有料サイトを利用していたとしても、メールでの請求段階ではなんでもない。裁判所から出頭命令が来れば本物だが、それなら裁判所で堂々と対峙すれば良いだけだ。だからサクッと削除する。
「この前の飲み会の料金は」という表題には笑えてくる。なぜなら私は酒を飲まないからだ。従って飲み会はすべて失礼している。ともあれ、迷惑メールを送り付ける不届き者に罰を与えなければならないと怒りを覚える。