私も騙された、小池氏は「自分ファースト」の稀代のペテン師だった。
排除の論理を持ち出して民進党を混乱に陥れたまま、今日は関西へ漫遊の旅に出かけている。もはや小池新党こそが自民党の補完政党だと切り捨てるしかない。
小池氏は民進党を大混乱に陥れた「殊勲」で安倍自公政権に借りを作って、国政に復帰するつもりだろうが、そうはいかない。今からでも民進党は小沢一郎氏の自由党と合流し一丸となって野党連合の統一選挙人名簿を作ることだ。
まだ間に合う。小池氏が右顧左眄し、側近議員を辞任するバカさたちが強圧的な言辞を弄すとは臍が茶を沸かす。希望の党に百人を超える候補者を擁立する人材も、候補者を支える選挙資金もないし、全国的な組織も何もない。
そんな小池氏の口先政党で全国規模の政党が一夜にして出来るわけがない。民進党の前原氏は小池氏に面会を求め、昂然と面罵して椅子を蹴って決別すべきだ。
安倍氏と小池氏の体質は驚くほど似ている。口先三寸で政治が出来ると勘違いしているし、実績も口先三寸で誤魔化せる、と有権者を馬鹿にしている。
安倍氏は議員総会で「民主党政権で低迷した経済を安倍自公政権で回復させた」と豪語したが、統計数字を見ればわかることだが、それは全く逆だ。麻生政権で低調になった経済を一時的に民主党政権時に盛り上げたが、安倍自公政権になって失速し、長く続くデフレ経済から脱却できないまま五年を経過しようとしている。
口先で国民を騙せると勘違いしている、という点で安倍氏と小池氏は酷似している。しかし雨降って地固まるだ。小沢一郎氏と組んで短い告示までの日々に連合公約を作って、希望の党抜きの野党連合政権構想を立てるべきだ。
民進党の大混乱をよそに、小池氏の無責任極まりない「東京トンズラ作戦」に民進党は本気で腹を立てるべきだ。これほど足蹴にされても下駄の雪でついてゆくのは某宗教政党だけだ。民進党は働く者の「国民の生活が第一」の政治を希求して野党連合で手を握り合え。
希望の党は自民党補完政党だという正体を国民に広めよう。