「地球温暖化」説は日本車に対する戦略だと知るべし。

 根拠のないデマゴーグを信じるのも人だ。昔から「鰯の頭も信心から」といったものだ。
 現代でも星の数ほど新興宗教が世界に興亡している。日本も例外ではなく、仏国ではカルト認定されている「宗教団体」が全面バックアップして政党まで作っている。それが政権与党と連立を組んで政権に入り込み、大臣まで出しているというから「信心」は困ったものだ。

 昨夜の報道番組で「世界の○○」と煽てられている芸人が「温暖化により日本が大雪になっている」と何処で聞き齧ったのか世紀の妄言を吹聴していた。
 地球温暖化は日本車叩きのデマゴーグだ、というのがお解りでないようだ。因果関係も何もない二酸化炭素温暖化説を「利権集団」が取り上げて各地の議定書と称する二酸化炭素削減などと称して飯の種にしているが、究極目的は日本車潰しだということをご存知ないようだ。

 数十年も前に日本車が積載している内燃機関で欧米諸国はカナワナイ、とシャッポを脱いだ。それはドイツ車でも同様だ。
 しかし世界で自動車産業は今後とも百年やそこらでは斜陽にならない。そうすると日本車が世界市場を席巻するのは時間の問題だ。

 だがデザインや車内仕様は個々人の趣味の問題だから欧米諸国のメーカーでも何とかなる。何ともならないのは故障しない省エネの日本製のエンジンだ。ドイツですらどうにもならないでVWはリッター走行距離を捏造した。日本でも韓国などにエンジンを提供して稼ぎ、二十年来新規エンジン開発を怠った三菱はリッター走行距離を捏造した。
 しかしマジメな日本企業は次々と技術開発してエンジンを進化させ、もはや欧米諸国の自動車企業の追従を許さなくなった。それならエンジン、つまり内燃機関を「二酸化炭素を排出する元凶だと規制すればよい」と考えつくのは当然の論理的な帰結だ。排出ガス規制を強めていって、最終的に内燃機関エンジンを全面禁止にすれば良い、と欧米諸国は考えた。

 しかし地球温暖化に二酸化炭素が大きな影響を与える、というのは妄言だ。それなら原始地球の大気が今の数百倍もの高濃度二酸化炭素ガスに満ちていたにも拘らず、冷却化したのはなぜだろうか。
 その後も数度の氷河期と間氷期を繰り返してきたのはなぜだろうか。そうした温度変化を二酸化炭素ガスの濃度で合理的に説明できないのなら「炭酸ガス地球温暖化説」は科学的根拠がないといわざるを得ない、とするのが科学的だ。

 だが妄言を信じる者がいる。前記で上げた「世界の○○」氏もその一人だ。日本のマスメディアが一斉に同じ方向で書き立て、小難しい顔をした大学教授が「地球温暖化の原因は炭酸ガスだ」の口を開けばオウムのように喋れば、なんとなくそうなのかと信じるようになる。
 10世紀前後は温暖期だった。グリーンランドがバイキングによって発見された当時、グリーンランドは全島緑なす草原に覆われていた。だから「グリーンランド」と名付けた。それから寒冷期が訪れ、日本でも天明や天保には寒冷により飢饉が多発した。

 現在の地球は小氷期に向かっている、とするのが気候変動科学者の間では一般的だ。温暖化ではなく、寒冷化するといっている。また生物化学的に炭素欠乏は致命的だ。高校の科学で学習するが、亀の甲で中心をなすのは炭素だ。ベンゼン環は炭素がなければ成り立たない。
 炭素を排斥するのも程々にしなければならない。温暖化しているから雪が降る、という論を軽々に発言した「世界の○○」氏は欧米の日本車排斥の長期戦略に乗せられている自身の軽薄さに気付くべきだ。


このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。