安倍・米国ポチ男を危惧する。

<安倍首相の切望で2月10日に行われる日米首脳会談。政権ナンバー2の麻生財務相に加え、岸田外相や世耕経産相まで同席する方向で最終調整されているという。しかし、主要閣僚をズラズラと引き連れて訪米したら、手ぐすね引いているトランプ大統領にいいようにやられるだけだ。トランプが首脳会談をセットした見返りに求めているのは、2国間のFTA(自由貿易協定)締結である。政権幹部がのこのこと出掛けたら、不平等条約を迫られかねない。

 28日に電話会談を終えた安倍首相の表情は硬かった。外交シーンで度々見せる高揚感は皆無で、「経済、安全保障全般について率直で有意義な意見交換をしたい」と言葉少な。それもそのはずで、トランプ側からの要求はどんどん膨らんでいる。当初要請した麻生氏の同行だけでなく、岸田氏や世耕氏まで呼びつけてきたのは、トランプ外交の最優先事項である通商交渉をサッサと進めたいからだ>(以上「日刊ゲンダイ」より引用)

 安倍氏はTPP承認国会を強行した際に「米国を説得してTPPを発効させる」と何度も答弁してきた。しかし現実はトランプ氏がTPPから永久に離脱する、とする大統領令にサインして安倍氏の目論見はアッサリと退けられた。
 そこで安倍氏が「日米二国間協定には応じない」と宣言すれば売国奴と批判しないが、あろうことか安倍氏は日米二国間貿易協定に前のめりだという。これほど愚かな売国奴を今まで見たことがない。

 韓国が米国との二国間協定でどうなっているか、ご存知ないのだろうか。FTAに盛り込まれたISD条項により75本もの韓国国内法が改定され、韓国の富が丸ごと米国のハゲ鷹たちに吸い取られている。
 トランプ氏は日本の自動車を目の敵にしている。かつてのように輸入上限台数を設定するのか、それともプラザ合意の再現で為替相場で円の引き上げを命じるのか、いずれにせよ日本に対して米国が宗主国面をして日本政府に命じるままに受け入れることがあってはならない。

 しかし安倍氏と彼が任命した閣僚たちにそうした覚悟があるだろうか。彼らは日本の国益と日本国民の利益を守る政治家としての使命を肝に銘じているだろうか。
 断じて日米二国間貿易協定を結んではならない。それはTPPの協定を下地として、そらなる譲歩を求めて来るのは明白だからだ。

 一番日本の国家と国民にとって良い選択は直ちに安倍自公政権を退陣させることだ。そして安倍氏がトランプ氏に言っていたすべてをタワゴトだと片付けて、一から交渉を始める胆力と度胸のある政治家を首相に任命すべきだ。その適任者は小沢一郎氏を措いて他にない。2月の早い時期に国会を解散させるしかないのだが、そうした機運にないのが残念だ。


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