「傷害致死」に該当する死亡事故運転者の運転免許は生涯ふたたび与えてはならない。
<京都府長岡京市で9月、大型クレーン車を運転中にミニバイクの女性をひいて死なせたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪で起訴された会社員の根上弘樹被告(47)=公判中=が、事故時にスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」をしていたことが8日、分かった。
検察側の冒頭陳述などによると、被告は9月12日夕、府道でクレーン車を運転中、信号待ちでポケモンGOを操作し安全を十分確認せずに発進。前方に止まっていた無職の女性(当時39)のミニバイクに衝突し、約130メートルひきずって死なせたとしている。
ゲームを巡っては、愛知県一宮市で10月、ポケモンGOをしながら運転していた男のトラックに小学生がはねられ死亡する事故も起こり、遺族らが運転中のスマホ操作の厳罰化など対策強化を訴えている>〔以上「共同」より引用〕
撥ねたのみならず、被害者を引きずって死亡させるなど言語道断だ。その理由がどうであれ、その運転者に生涯二度とハンドルを握る資格はない。
しかも上記事件の運転者は運転中に「ポケモンGO」をしていたというのは怒りを通り越して唖然とするしかない。その程度の道交規範しか持ち合わせていない運転者により輪禍に見舞われた被害者の無念さに胸が詰まる。
自動運転車の開発を急ぐように何度もこのブログで提言しているが、自己規制の規範を持ち合わせていない愚かな運転者の「補完装置」としての自動運転車は望まない。あくまでも自動運転車の「運転者」はハンドルの前に座る免許保持者だ。
自動運転装置が突然不調をきたさないとも限らない。電子制御を構成する素子が百パーセント壊れない保証はない。自動運転車だからといって、運転者が「ポケモンGO」をしていても良いということにはならない。
現行の百%運転者の技能に自動車運行が委ねられている車両にあって、運転者の責任は重大だ。普通の乗用車ですら二トン近い鉄の塊だ。上記記事にある事故車両はクレーン車ということだから10トン以上の重量があるだろう。
そうした鉄の小山にアスファルト路面を引き摺られた被害者は一たまりもない。撥ねただけで急停車して、直ちに救命措置を講じていたなら助かったかもしれない。遺族の無念さも察するに余りある。
「過失傷害致死」を問われる交通事故の場合は、その運転者には二度とハンドルを握らせてはならない。生涯、運転免許試験を受けさせることがあってはならない。
検察側の冒頭陳述などによると、被告は9月12日夕、府道でクレーン車を運転中、信号待ちでポケモンGOを操作し安全を十分確認せずに発進。前方に止まっていた無職の女性(当時39)のミニバイクに衝突し、約130メートルひきずって死なせたとしている。
ゲームを巡っては、愛知県一宮市で10月、ポケモンGOをしながら運転していた男のトラックに小学生がはねられ死亡する事故も起こり、遺族らが運転中のスマホ操作の厳罰化など対策強化を訴えている>〔以上「共同」より引用〕
撥ねたのみならず、被害者を引きずって死亡させるなど言語道断だ。その理由がどうであれ、その運転者に生涯二度とハンドルを握る資格はない。
しかも上記事件の運転者は運転中に「ポケモンGO」をしていたというのは怒りを通り越して唖然とするしかない。その程度の道交規範しか持ち合わせていない運転者により輪禍に見舞われた被害者の無念さに胸が詰まる。
自動運転車の開発を急ぐように何度もこのブログで提言しているが、自己規制の規範を持ち合わせていない愚かな運転者の「補完装置」としての自動運転車は望まない。あくまでも自動運転車の「運転者」はハンドルの前に座る免許保持者だ。
自動運転装置が突然不調をきたさないとも限らない。電子制御を構成する素子が百パーセント壊れない保証はない。自動運転車だからといって、運転者が「ポケモンGO」をしていても良いということにはならない。
現行の百%運転者の技能に自動車運行が委ねられている車両にあって、運転者の責任は重大だ。普通の乗用車ですら二トン近い鉄の塊だ。上記記事にある事故車両はクレーン車ということだから10トン以上の重量があるだろう。
そうした鉄の小山にアスファルト路面を引き摺られた被害者は一たまりもない。撥ねただけで急停車して、直ちに救命措置を講じていたなら助かったかもしれない。遺族の無念さも察するに余りある。
「過失傷害致死」を問われる交通事故の場合は、その運転者には二度とハンドルを握らせてはならない。生涯、運転免許試験を受けさせることがあってはならない。