伊方原発に核燃料装填とは狂気の沙汰だ。

 伊方原発を再稼働するために核燃料の装填を開始したという。熊本地震から大分地震と、中央構造帯の地震の巣からわずか5㎞しか外れていない伊方原発で、この時期に再稼働するとは正気とは思えない。
 安倍自公政権はここまでして国民の生命と財産を危険に曝しているが、仮想敵国に対しては「国民の生命と財産を守る」ために「戦争法」を解釈改憲で成立させ、さらに周辺事態法や緊急事態法まで整備しようとする狂気の沙汰を演じている。

 この政権がやろうとしているのは国民の生命も国民の財産もどうでも良く、米国様の1%のために日本のすべてを献上しようとしているのだ。アベノミクスとはまさしく小泉・竹中「構造改革」というグローバリズムによる国内制度を米国並みにすることであり、貧富の格差も米国並みにすることだ。
 しかし世界を見回すと、ご本尊の米国ですら共和党大統領候補にまで上り詰めたトランプ氏はグローバリズムの1%に属すヒラリー氏と対峙するために、反グローバリズムを掲げて賛同を集めた。そして英国ではEUというグローバリズムに背を向けてEU離脱を英国民は選択した。

 安倍氏は周回遅れのグローバリズムに前のめりになっている。彼が隷属する米国ではカリフォルニアの原子炉を廃炉にすると決定している。ドイツはすべての原発を停止することにしている。
 衝撃的な原発事故を起こした福一原発の事故原因究明どころか、メルトスルーした核燃料が何処にあるのかすら分かっていない。もちろん安倍氏がアルゼンチンのオリンピック招致会場で「完全にコントロールしている」と大嘘を吐いた放射能汚染水は400億円もの凍土方式を実施したにも拘らず、未だにダダ漏れ状態だ。

 安倍氏という口先男の大嘘に国民はいつまで付き合うつもりだろうか。トットと退陣させなければ地震列島の危険な原発を次々と再稼働して、国民を壮大なロシアンルーレット・ゲームの餌食にしてしまう。
 国民はもっと怒った方が良い。「戦争法」整備のお題目として「国民の生命が大事だ」というのなら、国民の身辺で放射能を原子炉内とはいえ大量に核分裂で創出している原発を稼働させるべきではない。それこそ国民にとって日々、敵軍隊の襲来に怯えるのとどれほど異なるというのだろうか。安倍自公政権の狂気の沙汰をこれ以上放置してはならない。


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