人殺し兵器の開発を「国家の誇らしい成果」とは戦隊モノ好きなガキの発想だ。

< 北朝鮮の金正恩第1書記は6日、36年ぶりに開かれた朝鮮労働党大会で演説、核実験や衛星打ち上げで「前例のない成果を上げた」と称賛した。

 国営テレビが6日遅くに放送した画像では、金正恩氏はダークスーツに灰色のネクタイ姿で現れた。

 金正恩氏は「第7回党大会開催の今年、初の水爆実験や、地球観測衛星『光明星4号』打ち上げで、軍と人民が偉大な成功を収めた」と演説した。

 韓国の聯合ニュースによると、国営ラジオは「(党大会では)革命での最終勝利をもたらす、すばらしい青写真が明らかになる」と伝えた。

 朝鮮中央通信(KCNA)は、鉱工業生産で目標の144%、発電は110%を達成したとして、「奇跡のような結果」と評価した。ただ、実際の目標については触れなかった。

 中国外務省の洪磊報道官は記者会見で、北朝鮮が国家発展の重要段階にあるとの認識を表明した>(以上「ロイター」より引用)

 国家発展の価値を何に求めるか、という政治家の価値観が国民の幸福度に沿っているかが問題だ。北朝鮮の金生奥氏は戦隊モノ好きなガキのように「核兵器とミサイル」があれば国家は守れると考えているようだ。
 国民が日々の暮らしに幸福を感じるのは「核兵器やミサイル」の成功ではない。統制され与えられた「豪華な暮らし」も国民の幸福度とは無縁のものだ。なぜそうした極めて当たり前のことが20代の独裁者に解らないのだろうか。

 日本にもそうした手合いがいる。安倍自公政権を盲目的に持て囃すマスメディアに国民に幸福を感じさせるものは何かは解らないだろう。世界を飛び回って外国首脳に「緊縮財政をやめよ」と注文する前に、自分が仕出かした「財務官僚の使嗾に乗って」実施した消費増税により景気を冷やしている現実を直視すべきだ。
 自分が仕出かした派遣業法の野放図な規制緩和により正規社員はますます減少し、バイト程度の非正規の求職が増加したから「景気回復している」と強弁する馬鹿さ加減。それにより益々若者は縁遠くなり、経済的に自信喪失した青年たちは結婚を諦めている。

 そんな国の国民が幸福を感じているだろうか。金正恩氏と安倍晋三氏は方向性も程度もそれほど変わらない愚かな政治家だ。そういえば両者とも三代目だ。金正恩氏は「核兵器とミサイル」を両手にして燥いでいるが、彼の終焉が一層近づいていることを知らないようだ。国際核クラブの指導者たちが肥満した独裁者をいつまでも好き勝手やらせて放置しているはずがない。
 同様に、国民の生活が第一の政治に背を向けた宰相をいつまでも頂点に戴くほど、日本国民もバカではない。自分が『憲法だ』と叫ぶ発狂者には速やかに政治の表舞台から去って頂こう。その絶好の機会の参議院選挙が近づいている。


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