マスメディアは風が吹いただけでも安倍内閣支持率を上げるのか。
<毎日新聞は28、29両日、全国世論調査を実施した。安倍晋三首相が、来年4月に予定されていた消費税率10%への引き上げの延期を検討していることについて、延期に「賛成」との回答は66%で、「反対」の25%を大きく上回った。安倍内閣の支持率は4月の前回調査から5ポイント増の49%、不支持率は同5ポイント減の33%だった>(以上「毎日新聞」より引用)
伊勢サミットで「リーマンショック前夜」合意をG7諸国から取り付けようとして失敗し、アベノミクスの失政を認めて消費増税を見送らざるを得ない状況に追い込まれている安倍政権の支持率が5%も上がったという。これほど驚き仰天したこともない。
そもそも安倍氏は伊勢サミットを自身が確約した消費増税を延期するアリバイとして世界経済が「リーマンショック前夜」状況だとG7参加首脳たちに賛同してもらうつもりだった。しかしG7首脳たちは「いや、それは日本の国内問題だ」と軽くいなした。しかし、そうした経過を国内マスメディアは殆ど何も伝えていない。
日本のマスメディアは腐り切っている。安倍自公政権ヨイショに懸命になり、意味不明なアベノミクスを持ち上げ続けてきた。やるべきは国内需要の喚起だ、という解り切った政策をなぜ安倍自公政権に一度として突きつけようとしないのだろうか。
マスメディアに巣食う言論人たちは総じて痴呆化してしまったのだろうか。安倍氏と会食する栄誉に酔い痴れて、国民の姿が視界から消えているかのようだ。だから日本のマスメディアは信用ならず、電子版の海外紙を読み漁るしかない。
それにしても内閣支持率がこの期に及んで上がるとは、「風が吹けば桶屋が、」という与太話程度の因果関係ですら論理性がない。ついに上げ過ぎて安倍自公内閣支持率は過半数に届きそうな勢いだ。
私は常々「電話調査なら生テープをネットにアップしろ」と要請してきた。いかなる質問を行い、それに対して被調査人はいかなる応答をしているのか、をしらなければ電話世論調査なるモノは信用できないからだ。しかしマスメディア側が一度として私の要請に応えたことはない。
伊勢サミットという最悪の茶番劇は失敗に終わった。そしてノーベル平和賞受賞に恥じたオバマ氏が広島を訪問したが、大量虐殺兵器を投下した国の最高責任者として、明確に広島市民および日本国民に謝罪しなかったのは欺瞞以外の何ものでもない。
イラクのフセインを「大量虐殺兵器を所有している」という嫌疑だけでリンチ同然に殺害した国が、自身の市民大量虐殺は「戦争を早期に集結するために必要だった」と正当化するとは欺瞞以外の何ものでもない。当時の日本に戦争を遂行すべき兵器も燃料も何もなかったことは明々白々だった。当時、日本本土では婦人たちが竹槍で米軍と対決しようと訓練に励んでいたのだ。これほど悲壮にして滑稽なことはないだろう。
そうした猿芝居を「これでもか、これでもか」とマスメディアは繰り返し放映した。中身に関して大した解説もしないで、マスメディアはエンタメの一つのように垂れ流した。
もっとも、人気さえ博せばタレントでも芸人でも国会議員になれる日本だ。安倍内閣の人気もそうしたものだろう。それにしてもアベノミクス一発芸人の息はいささか長過ぎるのではないだろうか。そろそろ国民も安倍自公政権の正体に気付くべきだ。
伊勢サミットで「リーマンショック前夜」合意をG7諸国から取り付けようとして失敗し、アベノミクスの失政を認めて消費増税を見送らざるを得ない状況に追い込まれている安倍政権の支持率が5%も上がったという。これほど驚き仰天したこともない。
そもそも安倍氏は伊勢サミットを自身が確約した消費増税を延期するアリバイとして世界経済が「リーマンショック前夜」状況だとG7参加首脳たちに賛同してもらうつもりだった。しかしG7首脳たちは「いや、それは日本の国内問題だ」と軽くいなした。しかし、そうした経過を国内マスメディアは殆ど何も伝えていない。
日本のマスメディアは腐り切っている。安倍自公政権ヨイショに懸命になり、意味不明なアベノミクスを持ち上げ続けてきた。やるべきは国内需要の喚起だ、という解り切った政策をなぜ安倍自公政権に一度として突きつけようとしないのだろうか。
マスメディアに巣食う言論人たちは総じて痴呆化してしまったのだろうか。安倍氏と会食する栄誉に酔い痴れて、国民の姿が視界から消えているかのようだ。だから日本のマスメディアは信用ならず、電子版の海外紙を読み漁るしかない。
それにしても内閣支持率がこの期に及んで上がるとは、「風が吹けば桶屋が、」という与太話程度の因果関係ですら論理性がない。ついに上げ過ぎて安倍自公内閣支持率は過半数に届きそうな勢いだ。
私は常々「電話調査なら生テープをネットにアップしろ」と要請してきた。いかなる質問を行い、それに対して被調査人はいかなる応答をしているのか、をしらなければ電話世論調査なるモノは信用できないからだ。しかしマスメディア側が一度として私の要請に応えたことはない。
伊勢サミットという最悪の茶番劇は失敗に終わった。そしてノーベル平和賞受賞に恥じたオバマ氏が広島を訪問したが、大量虐殺兵器を投下した国の最高責任者として、明確に広島市民および日本国民に謝罪しなかったのは欺瞞以外の何ものでもない。
イラクのフセインを「大量虐殺兵器を所有している」という嫌疑だけでリンチ同然に殺害した国が、自身の市民大量虐殺は「戦争を早期に集結するために必要だった」と正当化するとは欺瞞以外の何ものでもない。当時の日本に戦争を遂行すべき兵器も燃料も何もなかったことは明々白々だった。当時、日本本土では婦人たちが竹槍で米軍と対決しようと訓練に励んでいたのだ。これほど悲壮にして滑稽なことはないだろう。
そうした猿芝居を「これでもか、これでもか」とマスメディアは繰り返し放映した。中身に関して大した解説もしないで、マスメディアはエンタメの一つのように垂れ流した。
もっとも、人気さえ博せばタレントでも芸人でも国会議員になれる日本だ。安倍内閣の人気もそうしたものだろう。それにしてもアベノミクス一発芸人の息はいささか長過ぎるのではないだろうか。そろそろ国民も安倍自公政権の正体に気付くべきだ。