全く同感

 長年「日々雑感」でブログを掲載してきた私の正体を明かせば、昭和22年生まれで周南市在住の沖田秀仁という者です。昨年末には「山口県オンブズマン市民会議 代表」として新駅ビルに中核施設としてツタヤ図書館が設置されることに異議を唱えて「住民投票」すべきと直接請求の署名活動を展開しました。
 その経過と議会否決問顛末は措くとして、先日実施された市議会議員に立候補しました。結果として惨憺たる得票で落選したわけですが、どうしても釈然としないものが残っています。

 私を支援して頂いた各種団体と市民の輪などを考慮して、その何割かは他の市議会議員候補へ流れるとしても、到底有り得ない低得票でした。しかし選挙結果は受け容れざるを得ませんし、ツタヤ図書館を行政の外側から監視していくしかない、というのは隔靴掻痒という感が拭えません。
 かつて政権の座にあった田中角栄氏は米国発の「ロッキード問題」で告発され、刑事被告人として政治的影響力を失い失意のままこの世を去りました。その後、唯一物証として採用された「コーチャン氏に対する嘱託尋問調書」は最高裁で証拠採用を否定され、田中角栄氏は「無罪」が確定しています。

 同じように、小沢一郎氏は東京地検の悪意に満ちた解釈により「期ズレ政治資金規正法に基づく収支報告書」が違法な政治資金の流れを隠蔽するモノとして刑事被告人に仕立て上げられました。結果は「総務省に訂正」を申告するまでもない、正しい不動産取得の会計処理にも拘らず、元秘書が有罪とされたのは記憶に新しいところです。
 当の小沢氏は検察審査会といういかがわしい委員会により刑事告発相当とされ刑事被告人に仕立て上げられてしまいました。当時の民主党も小沢氏を庇うどころかこれ幸いと小沢氏が立役者として民主党政権を樹立したにも拘らず、似非・民主党の連中が簒奪してしまいました。

 結果として小沢一郎氏は無罪になりましたが、その公判の間に時は移り、民主党はわずか三年有余にして政権を失って隷米丸出しの安倍自公政権がこの国の舵取りをすることになってしまいました。
 この国の政治の舵取りをする「ジャパンハンドラー」は中央政界だけではなく、地方にもあるような気がしています。中央政界では三権分立の一角を担うべき司法が機能不全に陥って、官僚組織の下請けに成り下がって、独立性を全く発揮しないのが害悪の根源だが、地方においては警察権力が政権に牛耳られ機能不全となっていることに根源的な原因があるような気がします。

 なぜ、選挙制度に人の手を介さない公明正大な投・開票の仕組みへ変更しようとしないのでしょうか。たとえば「投票用紙」に候補者指名を記入して投票箱を開票所へ運び込み、人の手を介して集計していくのではなく、たとえば投票所で候補者の名を表示したディスプレーの氏名をタッチで投票するようにすれば即時に候補者の得票数は集計できます。
 人の手を介さないということは改竄の余地を徹底的に排除できますし、集計する電算システムには不正が入り込まないように「電算機監視員」が選挙プログラムも含めて監視するようにするのは論を俟ちません。

 私の得票数は予定されていた数時とは大きく乖離しています。しかし選挙結果を受け容れるしか為す術はありません。こうして時は移り地方政治から真実が隠蔽されていくのでしょう。
 国政選挙でも投票システムの不正が「阿修羅」などで提起されていますが、そんなことが出来るはずはない、と私は思っていました。ただそれが私の身の上に起こって「ああ、確かに有り得る話だ」と思うようになりました。

 一般市民はそんなに愚かではありません。国や地方で政治を恣に牛耳っていると思い上がっている連中の思いのままにいつまでも出来ると考えているとしたら間違いです。真実は必ず露見します。
 周南市の深い闇に私はヘッドランプとして一筋の光を当て続けます。中間が集まれば一筋の光は光の束となり、周南市を明るくしていくことでしょう。それを願って残り少ない人生を燃焼させていく覚悟です。


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