地震列島の日本はいつ何処で地震があってもおかしくない。

<気象庁によると、14日午後9時26分頃、熊本地方の深さ11キロを震源とするマグニチュード6.5の地震があった。この地震で熊本県益城町で震度7の激しい揺れを観測したのを始め、熊本市東区や熊本市西区、それに熊本市南区などで震度6弱を観測した。

 また15日午前0時3分頃には熊本地方の深さ10キロを震源とする地震があり、熊本県宇城市で最大で震度6強の揺れを観測するなど余震が相次いでいる。

 この地震による体に感じる余震は15日午前3時現在で75回観測されていて、気象庁によると今回の地震は余震が多いのが特徴だという。

 気象庁は今後も1週間程度は震度6弱程度の余震が発生する可能性があるとして、注意を呼びかけている。

 また今回の地震のメカニズムについて気象庁は、南北方向に断層が引っ張られてずれる横ずれ断層型の地震とみられると発表した。熊本県内を走る活断層の布田川・日奈久断層が動いた可能性があるとして、熊本地方で起こりうる一般的なメカニズムの地震だとしている>

 元々が日本は火山列島で地震と噴火はつきものだ。それを忘れて利便性だけを暮らしで追及してはならない。道路沿いのブロック塀や煉瓦塀などは倒壊の恐れがあり、通行人に被害が及ぶ可能性があるため、構築に制限を設けるべきだ。
 二階建てや三階建てなどの家屋も多くみられるが、建築基準を厳しくして震度7でも倒壊しないような家屋にすべきだ。そして家屋内の家具設置に関して床や壁や天井とジョイントする器具を必ず一緒に売買するよう家具販売業者に義務付ける必要もあるだろう。

 痛ましいことに今まで解っているだけで4人の死亡が確認され、心肺停止状態の人が8人いるようだ。地震により出た犠牲者のケースを検証して、今後の地震に対する糧にすべきだ。日本は地震列島だという認識を持てば、安易に原発を再稼働すべきではない。
 いつ地震があっても安全な社会インフラを整備すべきだ。九州新幹線は安全確認のため始発から運休することにしているようだ。安全確認は充分にすべきだ。

 日本は大きな地震に見舞われると認識すべきだ。歴史上判っているだけでも大きな地震に幾度となく遭っている。帰宅難民にあなたがいつなってもおかしくない。いつ自宅であなたが大きな地震に見舞われてもおかしくない。自動車運転時に、外出時に、いつ地震にあってもおかしくない。そうした国土に日本国民は暮らしている。
 安倍氏が「原発の安全性は確認されている」と言うのは大嘘だ。震度7の直下型の地震に見舞われればいかなる原発も安全ではない。政府によるロシアンルーレットに付き合わされるのは御免だ。


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