経験に学ばない民主党議員は愚者以下だ。

<民主党の岡田代表と維新の党の松野代表が26日午後に会談し、来月、名目上の新党を結成することで正式に合意した。岡田代表は「野党勢力の結集を目指す」ということだが、どこまで広がるのか。政治部・古谷朋大記者が解説。

 維新の党の松野代表は「共産党を除く全ての党に合流を呼びかけるべき」としているが、社民党は「参院選前の合流は難しい」としている。
 岡田代表は来週、生活の党の小沢代表と会談することで調整しているが、党内には、かつて党を割った小沢氏に対する拒否反応が強く残っている。そのため、見通しは立っていない。

 今回の合流によって党名や綱領などを変えるので、ある程度、新鮮なイメージを与えられると思うが、なかなか岡田代表の思い通りにはいきそうにない。
 ただ、少なくとも参院選が終わるまでは、党の顔である代表は岡田氏のままで、党名についても、民主党執行部の一人は「略称が『民主』以外のものになることは考えられない」と述べている。

 このほか、民主党最大の支援団体である「連合」も、民主党からの大幅な党名変更には反対している。ある民主党議員は「何が変わるのかよくわからない」と冷ややかな見方も出ている。
 政権を担った当時の負のイメージを、今回の合流でどこまで払拭できるのか。ここからが正念場になる>(以上「日テレ系NNN」より引用)

 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ、という。民主党国会議員諸氏は民主党が政権を取った経過と失った経過から何を学んだのだろうか。すべては小沢一郎氏と一緒になったか袂を分かったか、ではなかっただろうか。
 小沢一郎氏を失った民主党は衰退の一途をたどり、瓦解するのも時間の問題だ。なぜなら政治の流れを大局から洞察する有能な舵取りがいないからだ。労働団体という「杭」にしがみついたり、一時の「風」頼りの浮き草議員ばかりでは政権を担うに値しない。

 小沢一郎氏の「国民の生活が第一」の政治に回帰しない限り、民主党を見限った国民が再び民主党の下に結集することはない。構造改革が一体何をもたらしたのか、TPPが日本に何をもたらそうとしているのか、をの図正直に国民に訴えなければならない。似非グローバリズムが国民を貧困に陥れ、国の富を外国投機家たちに献上している現実を直視すべきだ。
 そして原発再稼働が日本列島を放射能まみれにしようとしているのに気付かない政治家たちのご都合主義を徹底的に批判すべきだ。緊急事態法に理解を示している長島氏などの一部の民主党議員たちには党から出て頂くべきだ。

 この期に及んでも小沢氏に拒否反応を示すとは愚者以下の人たちだ。民主党が政権を失ったのは小沢氏を民主党の大看板から外したからだ、という経験に何も学ばない人たちは国会議員である前に常識的な検証眼すら持たない愚者以下だと自ら認識すべきだ。
 小沢氏にアレルギー反応を示すだなんて、幼児性丸出しの人間関係しか構築できないバカだ。それともそうであって欲しいと願うマスメディアの飛ばし記事なのか。安倍自公政権の憲法無視の大暴走を止めるには共産党とももちろん組むべきだし、小沢一郎氏を大同団結の象徴として臨時代表に担ぐくらいの度量がなくてどうするのだろうか。


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