自動車の全自動運転化を急げ。

<25日午後0時35分ごろ、大阪市北区芝田1丁目の国道176号交差点で乗用車が暴走し、横断中の人をはねた後、歩道に突っ込んだ。車はさらに歩道を約40メートル走って停車。大阪府警によると車を運転していた男性と歩行者の男性の計2人が死亡し、女性1人が意識不明の重体、21~75歳の男女8人が重軽傷を負った>(以上「朝日新聞」より引用)

 日常生活で使用する工業製品で人が傷つき死亡するとはいつの時代のことだろうか。これがテレビや新幹線や航空機でも製造を続け、運航を続けられるだろうか。
 自動車だけが別ということではないだろう。工業線品ならば万全の安全性を確保し、人の生活の質の向上に資するものでなければならない。

 人は常に体調万全ではない。感情の起伏もある。その人が全権を掌握して自由自在に1トン以上もある鉄の塊を街中で爆走させているとは想像してみると恐ろしいことだ。
 全自動運転の試作がやっと始まっている。一日も早く全自動運転技術を実用化しすべての車に組み込まれなければならない。そうすれば歩道を暴走することはないだろうし、人を認識して歩行者を跳ね飛ばすこともないだろう。

 昨日の梅田の暴走車の原因が何であれ、自動車製造会社は何らかのコメントを出すべきだ。その会社が作り出した自動車が人を跳ね飛ばし死に至らしめたことに間違いないのだから、製造者責任を欠片でも感じるべきだ。
 自動車事故を運転者にだけ問い続けてきたのが全自動運転車の開発を遅らせた大きな要因だ。そうした意味でマスメディアの責任も大きいといわざるを得ない。なぜマスメディアは製造者責任を些少なりとも問おうとしないのだろうか。

 全自動洗濯機により年間四千人以上も事故で死亡していたらどうだろうか。石油ストーブで年間数千人も死亡していたらどうだろうか。それでも政府は製造会社に何も指導しなく、マスメディアは製造責任を追及しないだろうか。
 自動車に事故はつきものだ、という常識により自動車の走行全自動化が遅れているというべきなのか。だが、それは誤った常識だ。自動車も工業製品である限り製造者責任を負うべきだ。そのことをこのブログで強く指摘する。


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