野党はグチグチ言ってる場合か。

<会談で小沢氏は、志位氏の提言について、「大胆な決断を評価する」と持ち上げ、吉田氏も方向性に理解を示した上で、関連法だけでなく脱原発や消費税引き上げ反対などの政策課題での連携も提案した。
 これに対し、民主、維新両党が慎重なのは、共産党と手を組むことに党内の保守系議員の強い反発があることに加え、支持基盤の大部分を占める「中間層も逃げかねない」(民主党関係者)との懸念が強まっているからだ。民主党最大の支持団体である連合も共産との連携には慎重。維新などとは政策協議を実施しているが、共産とは行わないなど距離を取っている>(以上「毎日新聞」より引用)

 野党が束になっても適わない巨大安倍自公与党と闘うのに、束にならないというのなら最初から勝ち目はない。勝ち目のない路を取るというのら、それは安倍自公政権に勝を譲ることでしかない。
 民主党と維新の党が共産党との共闘に難色を示している、というのは余りに情けない。だから先日このブログで「野党共闘」のあり方を示した。つまり今後の三年なり四年なり、野党はすべて解党して「憲政会」(仮称)に参加して、もともとの政党はすべて「クラブ」という派閥の一つとして参加する、というものだ。

「憲政会」の公約は自公政権によって破壊された「違憲の「戦争法」廃棄」、「TPP参加阻止」、「派遣業法の再構築」、「消費税5%に戻す」、「子供手当の実施」などを掲げる。それに賛成できない政治家は「憲政会」に参加しない。それだけのことだ。
 共産党と共闘する、という認識では決して巨大自公与党に勝てない。そうではなく、解党して「期間限定」で「党是や党公約」を棚上げして、まずは「戦争法」廃棄のために結集することだ。単一一種ーだけで「野党共闘」するのでは「戦争法」を廃棄する間、他の政策が停滞するから、それなら自公政権で進められた「国民の生活が第一」に反する政策をすべて一掃する、という公約を掲げることにしたらどうかという話だ。

「野党共闘」では決して安倍自公政権に勝てない。彼らはマスメディアを操り、官邸周辺に雲霞のように集まる御用評論家たちをテレビに登場させて、世論操作させている。
 そうした巨大政権を倒すにはまずは自らの身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある、という覚悟が必要だ。だから一旦はそれぞれの党が合併して「解党」し、「憲政会」の単一政党として選挙調整して闘うのだ。それなら比例で不利になることも死票を大量に出すこともない。そこまで踏み込まない、おざなりの「共闘」では決して勝てないことを断言しておく。そして「野党連合」を否定する野党は自民党の別動隊だったり、補完政党だということの証でしかないことも付け加えておく。


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