「戦争法案」を廃案に。

<今国会の会期末まで1か月を切る中、国会周辺では野党の党首らも参加して、安保法案への反対を訴えるデモが行われました。主催者側は一斉行動を呼びかけていて、デモは全国300か所以上で行われたとしています。
 「戦争法案、今すぐ廃案」
 国会周辺のデモには主催者側の発表で12万人が集まり、雨が降る中、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案への反対を訴えました。
 「皆さんこれから3週、さらに力を貸してください。一緒になって法案を廃案にしようじゃありませんか」(民主 岡田克也代表)
 「今回だけはなんとしても、いいかげんでばかげた危険な法律を阻止するために、何としても力を合わせなければならない」(生活 小沢一郎共同代表)
 主催者側によりますと、30日は少なくとも全国300か所以上でデモや集会が行われたということです。
 大阪でも反対集会が行われ、法案に反対する学者や弁護士、野党の国会議員らが参加しました。
 「アメリカの戦争の下請け法案だということが、はっきりしたんじゃないでしょうか」(民主党 辻元清美衆院議員)
 集会には、ほかにも学生団体「SEALDs KANSAI」のメンバーや自民党と連立を組む公明党の支持母体でもある創価学会の会員も参加し、法案反対を訴えました>(以上「TBSニュース」より引用)

��生活の党と山本太郎となかまたち・小沢一郎代表
 私は今までこういう集会に顔を出したことはほとんどありませんけども、今回だけは、何としても、いい加減で、バカげた、そして危険な法律を阻止するために何としてもみんなで力を合わせないといけない。それを阻止して、安倍政権を退陣に追い込む、そういう思いの中でみなさんの前に立ちました。どうぞみなさん、私どもも(民主党の)岡田代表をはじめ、各党のみなさんと力を合わせて最後の最後まで戦い抜く決意です。(国会前で行われた安全保障関連法案反対のデモで)>(以上「朝日新聞」より引用)

 8.30国会周辺十万人集会は12万人が集まったという。これほど国民が「戦争法案」に「ノー」の意思表示をしている。その中心の「共同代表」が小沢一郎氏だということも、私たちを勇気づける。
 米国の尻尾を踏んで、当然なるべき政権交代時2009年の首相の座から、検察と反日マスメディアにより引きずり降ろされた小沢一郎氏が不死鳥のように蘇って、国民運動の先頭に立っている。感無量だ。

 そうした国民運動を潰すように解党・分裂の茶番劇を演じている橋下氏たちの意図は透けて見えている。なんとしても安倍自公政権の忠実な番犬でいようというのだろう。
 大阪都がどれほどの政治課題というのだろうか。大阪維新の会で全国組織の国政党を結成しようとすること自体が、大阪以外の国民をバカにしている。大阪が地盤沈下しようとどうなろうと、それは大阪の問題でしかない。地方はそれぞれ地方の問題を抱えているし、地方の問題の深刻さは大阪の抱える問題の深刻さとは比較にならない。

 国政を語るなら「国民の生活が第一」の政治を目指すべきだろう。米国様が第一の政治でもなく、オリンピック利権団体のための新国立やコピー・エンブレム等の猿芝居を演じることでもなく、国民の生活が第一の政治を行うことこそが必要だ。
 極論をいえば、新国立競技場は建設しないで芝生の広場にして、開会式などは他の既設施設を使用すれば済む話だ。コピー・エンブレムは桜の花弁を散らしたデザインの方がオリンピックに相応しいと多くの日本国民が感じているはずだ。

 何処でも利権を求める連中は類を以て群がるようだ。何とも浅ましい。
 なんら利権にありつかない人たちが、自腹を切って国会周辺に12万人も集合したことは驚嘆に値する。この国も見捨てたものではない。小沢一郎氏を中心として、三度自民党から政権を奪い取ろうではないか。


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