中共政府はどこまで面の皮が厚いのか。

<中国国営新華社通信は25日、歴史問題をめぐり天皇陛下に謝罪を求める記事を配信した。
 記事は、「昭和天皇は中国への侵略戦争と太平洋戦争を指揮、発動した侵略戦争の張本人だ」とした上で、「昭和天皇は亡くなるまで日本が侵略した被害国と国民に謝罪を表明したことはなかった。その皇位継承者は、謝罪で氷解を、ざんげで信頼を手に入れなければならない」と主張している。
 配信された記事は26日付中国紙・光明日報が掲載したが、中国共産党機関紙・人民日報などは掲載していない>(以上『読売新聞』より引用)

 それなら中共政府を代弁する新華社は中国をし蚕食していた欧米諸国に対して「謝罪」と「賠償」を求める記事も併せて配信したのだろうか。日本と中国の間に存在する先の大戦に関わる全ては周恩来氏と田中角栄氏がそれそれの政府を代表して締結した「日中平和条約」により解決済みだと確認されている。
 それにも拘らず、未だに昭和天皇陛下の「侵略戦争」に対して天皇陛下に対して「謝罪」せよとは何事だろうか。一体どこまで歴史を遡って子孫は「謝罪」しなければならないというのだろうか。まさしくプロパガンダのみの国にふさわしい日本と日本国民に対する嫌がらせ以外の何物でもない。

 そうした態度を中国が続けるなら、日本国民の一人として中国が締結した外交条約を遵守するマトモな外交のできる国になるまでは日本政府はバスすべきではないだろうか。もちろん、中共の中国は対日戦争に勝っていないし、むしろ台湾に亡命政権を樹立した国民党政府に1949年に戦勝して国家を建設した。
 しかし日中国交樹立以後、日本が中国に対してどれほどの援助を行い、そして今日の中国経済発展の礎となった経済投資に関して、中共政府および中国民が「感謝」の念をいささかも持っていないとしたら、今後いかなることがあっても日本は中国を援助する必要はない。もちろん、中国に投資する必要もないし、中国人留学生を受け入れる必要もない。

 今後、国際社会で日本は中共政府の中国により抑圧された民族の側に立った主張を展開すべきだ。そして国際社会で中共政府の人権侵害を激しく非難すべきだ。中国が大国として対日戦勝国だとプロパガンダの大嘘を世界に吐くのなら、日本も十分に中国に対して正しい歴史を認識させるべきだ。いつまでも中共政府の馬鹿げた歴史認識と付き合う必要はない。
 中国にとって日本は中国の安価な大量消費財を購入してあげる「お客様」だ。日本に資本投資してあげている貴重なクライアントだ。勘違いしてもらっては困る。日中貿易が止まって困るのは中国の方だ。日本の精密電子部品がなければ中国製品の多くは生産できないし、日本の精密工作機械がなければ中国の軍主産業すら成り立たない。日本が中国に対して対等以上の経済関係にあることを中共政府と中国民に認識させるべきだ。

 当然、日本国民は知っているはずだが、奥ゆかしい日本国民はそのことを指摘しないだけだということも、併せて中国民に教えなければならない。その役目は日本のマスメディアが担うべきだが、反日マスメディアは日本の益になることは決して報道しない。腐り切った読売新聞は中国が天皇陛下に「謝罪」を求めているゾ、困ったことだと騒がしているが、事実はこうだと決して報道しない。反日マスメディア、売国マスメディアの所以だ。


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