敵はマスメディアを支配し国民を情報操作で操る日本ハンドラーだ。

「アメリカの敵はアメリカ自身であり、アメリカの自壊の現われが米兵の自殺や精神異常の多発」している、という文章がネットにアップされたのはずいぶん以前のことだ。(引用「www.eris.ais.ne.jp/~fralippo/demo/review/LAB031027_endless/」)

 一部の米国民は「米国の敵は国内にいる」と気付きはじめている。米国のマスメディアはイラク派兵を対テロ戦争だと煽ったが、現実は違っていた。戦地で悲惨な目に逢っているのはイラク市民であって、米兵もイラク戦で戦死した者よりも、戦後のイラク平和維持などや帰還後に自殺などで死亡した兵士たちの数が上回っている。

 米国民は長く続く戦争に倦み始めている。そして米国民の本当の敵は中東にいるのではなく、米国内でテロの危機や米国の危機を煽っている人たちだと気付きはじめている。
 それらは米国の金融を牛耳る1%の人たちだ。平和が長く続くと軍需産業は崩壊するが、適当に戦争があれば彼らは最大利益を手に入れることができる。そのためには米国外で適宜戦争が起こって、大量の兵器が消耗されることが必要だ。

 それら日本の自衛隊が加われば、中東の戦地から壊れて帰って来る米兵は今より少なくて済む。安倍自公政権が日本国内よりも先に米国議会で「戦争法案」をこの夏までに成立させると公約したのは米政府の要請に応えたるためだった。
 それにより安倍氏は米国議会で上下両院の議員の前で演説する「栄誉」を手に入れた。それにより日本国民がいかに高い代償を支払うことになるかは知ったことではないようだ。

 日本は未だに米国の占領下にある。それは首都圏を取り巻く米軍基地の布陣を見れば明らかだ。首都圏の空域も米軍が独占している。いつでも米軍は日本の首都を軍事制圧できる状態にある。
 そうした軍事的圧力により地位協定裡話は遅々として進まず、日本の沖縄に居座った米軍基地は「中国の脅威」を日本のマスメディアを使って日本国民に刷り込み、習近平氏の協力を得て日本への軍事的脅威を演出している。

 実際に中国が日本へ軍事侵攻出来るか、マトモな頭脳があれば誰が考えても結論は明らかだ。AIIBという平時にこそ通用する各国から出資した基金により成り立つ国際金融機関の設立は中国の存立を維持する重要な仕掛けの一つだ。それが画塀に帰したなら、中国の国際的な信用は地に堕ちるだろう。
 AIIBを画塀にしないためにも、中国は日本に対して軍事力行使出来ない。すれば欧米諸国に身ならず、世界から顰蹙を買って貿易で成り立っている中国はたちまち困難な場面に直面する。世界で一番の原油輸入国は中国だという現実を忘れてはならない。もちろん大量の食糧も、中国は輸入している。

 安倍氏は中国脅威論をネトウヨたちと同様に考えているようだが(記者たちへのオフレコ発言)、それは米国政府が描いているストーリーに過ぎない。習近平氏は米国政府のストーリーに従って演じて見せているだけだ。
 日本の敵は海外にいるのではない。それは日本を占領している米国の日本ハンドラーたちであり、日本ハンドラーたちの意のままに動く日本の腐り切ったマスメディアたちだ。


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