かくもジコチューなテロに日本の自衛隊も加わるのか。

<米国防総省は21日、国際武装組織アルカイダの作戦に長年関与してきた幹部のムハシン・ファダリ容疑者がシリアでの米軍による空爆で死亡したと発表した。
国防総省は、ファダリ容疑者について「2001年9月の同時多発攻撃を事前に知らされるほど信頼されていた、数少ないアルカイダ指導者の1人」と説明。アルカイダ系の武装組織「ホラサン」の指導者でもあり、同省によると、米国や同盟国への攻撃を計画していたという>(以上「ロイター」より引用)

 米国はアルカイダ討伐作戦の一環としてシリアを空爆している。日本の全土が米軍機の焼夷弾に焼尽くされ、多くの市民が「虐殺」された先の大戦末期を彷彿とさせる。ついには原子爆弾投下という非人道的な犯罪まで犯した米国は戦時国際法を犯したという罪の意識は皆無で「戦争の早期終結に必要だった」との屁理屈で正当化している。
 それに対して日本国民はGHQの洗脳政策により自虐史観を強く植え付けられて「二度と過ちは犯しませんから」との碑文を原爆慰霊碑に刻むほどの自虐的な国民になってしまった。それにより非人道的な作戦を敢行した米国への批判は一切なく、日本の指導者だけが「戦犯」として裁かれるという悪逆非道な裁判もどきの茶番劇まで演じた。

 その結果が思い上がった米国民感情を成形させてしまった。9.11テロに対する報復のためなら何をやっても正当化される、という米国の理屈だが、国際法違反は国際法違反だ。米国が他国家の主権を侵して軍事行動の空爆を行う正当性はない。が、米国民はそうは考えないし、日本国民までも米国のジャイアン振りに感覚が麻痺しているようだ。
 しかし、米国がやっていることは立場を変えれば国家ぐるみのテロ行為に他ならない。日本は日本国憲法により、そうした「解決手段」を永遠に放棄している。いかに日米同盟を深化させようと、憲法規定を超えて後方支援ですら行うことは許されない。

 ビンラディン氏の場合はパキスタンの国家主権を侵して米軍特殊部隊が隠れ家を急襲して殺害した。それらも国際法で定められた「裁判を受ける権利」を無視した虐殺そのものでしかない。立場を変えれば米国こそが巨大なテロ国家ではないか。
 現実は軍事力により誤魔化せても、歴史は欺けない。米国の横暴振りは必ずや未来の世界史に「20世紀から21世紀にかけて世界に君臨したテロ国家」として名を残すだろう。同様に安倍自公政権による「戦争法」により「日本は米国の三下に成り下がっていた」として世界史に名を刻むのだろうか。私はマッピラ御免だ。


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