無謀運転には厳罰を科せ。

<北海道砂川市で車2台が衝突するなどして歌志内市歌神(かしん)の会社員、永桶(ながおけ)弘一さん(44)ら家族4人が死亡した事故で、道警砂川署は8日、事故故現場から高校1年の長男昇太さん(16)を約1.5キロにわたって引きずり、そのまま走り去ったとみられるピックアップトラックを運転していた20代の男を道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕する方針を固めた>(以上「毎日新聞」引用)

 永桶弘一さん一家は実家で夕食を摂った後、家へ向かっていたという。国道十二号線には日本で一番長い23㎞もの直線道路があるという。その直線道路の交差点で起こった事故だ。どうやら永桶弘一さんの進行方向の信号が青だったと見られている。
 USVとピックアップトラックは事故直前の防犯カメラに映っていた様子から競争でもしているかのように連なって暴走していた。一切ブレーキも踏まず、二台は赤信号を無視して交差点に直進して、永桶弘一さんの軽ワゴンを60mも跳ね飛ばしている。USVは街路灯に衝突して炎上したが、ピックアップトラックは軽ワゴンから放り出された高校一年生の昇太さんを車の下に巻き込んだまま、1.5キロにわたって引き摺った。

 二組の若者による暴走運転により一家五人の平和な家庭が一瞬にして四人が死亡し次女が重体という悲惨な結果をもたらした。この重大な事故の責任を若者たちは取れるのだろうか。
 ハンドルを握っていた二人の若者は勿論のこと、乗車していたすべての若者たちに永桶弘一さん一家の幸せを奪う権利はない。奪った四人の命と少女の心身の重篤な傷をいかにして償うというのだろうか。

 暴走していた理由は何であれ、自動車を運転する心得は運転免許取得時に教習を受けたはずだ。それが守れないなら、彼らに運転免許を二度と与えてはならない。ことに昇太さんを巻き込んだまま1.5キロも車を走らせた若者には道路交通法以外に刑法を適用すべきだ。
 事故に直結した暴走運転は勿論論外だが、救助義務を怠り事故現場から逃げ去った行為は鬼畜にも劣る。断じて許されない。彼らと同じ空気を吸うことすら厭わしいほどの怒りを覚える。これは道路交通法で裁くべき事案ではない、未必の故意による一家五人の殺人傷害事件だ。厳罰を以て臨むことを希望する。


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