寺社に「油」を撒く者には厳罰を。

<奈良や京都、千葉の寺社などに油のような液体がまかれた事件に絡み、米国在住で東京都内に拠点があるキリスト教系の宗教団体幹部(52)が各地で油をまいたことを認める発言をしていたことが関係者への取材でわかった。千葉県警は、この幹部が県内で油をかけた疑いが強まったとして、建造物損壊容疑で逮捕状を取った。奈良県警と京都府警も幹部が一連の事件に関与したとみて慎重に調べる方針>(以上「朝日新聞デジタル」引用)

 日本の寺社仏閣に「油」を撒いて穢し、重要文化財を棄損していた人物が特定されたようだ。どうやらキリスト教系の宗教団体幹部だという。
 だから、私は宗教が嫌いだ。自分が何を信仰しようと自由だが、他者の信仰に干渉する必要はない。信仰の対象たる仏像やその神社仏閣を棄損して「満足感」を抱くとは、どれほど品性卑しい信仰なのだろうか。

 何であろうと宗教は超自然的な事象を根拠としている場合が多い。それらの殆どは実際にはあり得ないと現代科学で証明されたものだ。たとえばキリスト教でいう「復活」などということが実際にあればキリストは空想上の存在に過ぎない「ゾンビ」だということになる。
 宗教の悪しきところは宗教の教義を否定する者は「信仰が足らない」と盲信することを強要するところにある。つまり思考停止を強いるのが宗教だ。そんな非科学的な精神生活が健全な精神を涵養するはずがない。

 宗教者とパワハラは紙一重だ。これまで信仰によってどれほどの平和が破壊されてきたことだろうか。中東ではいまだにイスラム教徒とキリスト教徒が殺し合いを演じている。
 中東では偶像崇拝の宗教派が仏像や神殿を破壊している。自分たちの信仰は重要だが、他者の信仰は否定する、というのは宗教ではない。政治的なデマゴーグに過ぎない。それが宗教を隠れ蓑にして虐殺を働き石油利権を手に入れようとしている。現生利益を謳い文句にする宗教はすべてまやかしだ。本来の宗教は他社を重いやり、心の平安を得るための精神修養だ。決して他宗派の建物や構築物に「油」を撒くことではない。


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