米軍が沖縄から撤退したから尖閣に中国が触手を伸ばしているのか。

 中谷防衛大臣が翁長沖縄県知事と会談して「辺野古沖移設」への理解を求めたという。仲井真前知事は「辺野古移設反対」で当選したにも拘らず、任期残り数ヶ月となった時に突如として「移設容認」へ変節した。
 安倍自公政権は翁長知事も変節させられると思い込んでいるのだろうか。それとも普天間基地の移設先がどうしても辺野古沖でなければならない理由があるのだろうか。

 米国は米軍基地をハワイーグアム防衛線まで下げることを決めている。従って、米国では「辺野古沖移設」に固執しないといわれている。しかし日本のマスメディアはなぜかそうした米国政府の決定事項を日本国内で報道しようとしない。
 沖縄に米軍がいることで「得」をしているのは米国でしかない。日本の防衛にとって事実として中国海軍および空軍が尖閣近海・上空を我が物顔に行き来しているではないか。しかし沖縄の米軍は世界の裏側までを睨んだ活動範囲を確保しているという。米軍は日本の防衛のために日本の基地に駐留しているのではない。米国の防衛のためと、米国の覇権のために日本の基地を利用しているに過ぎない。

 日本を防衛するのは日本の自衛隊だ。米軍は当てにならない。むしろオバマ大統領は日本を見下げて、中共政府と手を握ろうとしていた節がある。
 集団的自衛権は日本の防衛に特化すべきだ。シーレーン防衛などといった恍けたことをいう前に、尖閣諸島に群がる中共の禿鷹どもを追っ払うのが先決だ。北方に居座る火事場泥棒どもをシベリアへ送り返す方が先決だ。テレビでは北方領土のロシア人と「仲良くしよう」といったプロパガンダを放映しているが、飛んでもない。それなら北方領土に暮らしていた1万7千人の日本国民は「仲良くし」てロシア人に北方領土を譲り渡したとでもいうのだろうか。バカも休み休み言うものだ。

 たとえ日本が独自で防衛する方が高くつくとしても、そうすべきが独立国としての有り方だ。米国などという世界の禿鷹を任じている強欲な暴力集団と組んでいる限り、日本は常に米国の三下役を担わされるだけだ。
 誇り高い日本国民として、日本は真の独立国になるべきだ。そうした決意と覚悟の下、日本の防衛を真摯に考えるべきではないだろうか。


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