津波の避難体制は万全だったか。

 昨日午前8時過ぎ、岩手県沖で地震があって、津波が押し寄せる事態が想定された。そのため各自治体や地域防災センターは津波避難を呼びかけた。住民の多くはいち早く非難したようだが、すべての人たちが避難したのかというとそうでもなかったようだ。
 その理由は地震そのものが最大で5強と三年前の深刻な津波被害をもたらした大地震と比べて小さかったという面がある。しかし沖合の地中深い震源地ならそれほど大きな自信として陸地には伝わらない。だが、津波は確実に海岸部を襲う。個々人が判断するのではなく、直ちに全員避難をすべきなのは言うまでもないだろう。

 それに合わせて、海岸部へ通じる道路の進入禁止や防潮堤の開閉扉は確実に閉じられただろうか。確かに前回の大地震で地盤が沈下し、嵩上げ工事の未だ進んでいない地域は通常でも海水が逆流する場所もあるようだ。
 防潮堤以前に地盤の嵩上げと適切な避難路の確保は喫緊の問題だ。そして近い将来災害が予想される南海トラフ巨大地震とそれに伴う津波被害に見舞われると予想される地域住民も岩手県の避難状態を参考にして、定期的に訓練を実施すべきではないだろうか。

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