安倍さん、潔く身を退きなさい。

 政府速報値で10-12月期の個人消費が対前期比0.3%の伸びとは個人消費が冷え込んだままだということだ。なぜなら10-12月期は放っていても対前期比数%上昇するのが常だからだ。
 10-12月期は冬のボーナスがあり、冬に向かって冬物衣料を買い込まなければ過ごせない環境にあるからだ。それに忘年会やクリスマスという最大個人消費のイベントが定例化しているし、年末バーゲンで商店街も活気づく季節だ。しかしそれですら、個人消費が対前月比0.3%の伸びとは何ということだろうか。

 しかし政府に危機感は薄い。新年度に向かって景気は良くなると安倍氏は吹聴しているが、根拠なきアベノミクスが安倍氏の口から語られなくなったように、安倍政権そのものを幕引きした方が良いのではないだろうか。
 法人減税という景気とは無関係の法人優遇税改正を行い、個人に対しては消費増税に各種負担金の増加、給付金の削減と、個人の可処分所得を削減する愚策を連続して実施するとは安倍政権にマトモに経済が解る人材が欠乏しているかのようだ。

 そしてこの四月からいよいよ軽自動車の自動車税が上がる。この国の交通弱者の足となっている軽自動車の税を上げるのには反対だ。農家などは作業用に軽トラックは必需品だし、買い物などの日常活動に必要な足となっている軽自動車を狙い撃ちする自動車税増税には承服しがたいものがある。
 TPP参加を睨んで、日本独自の軽基準をなくそうというのが動機なら、益々反対せざるを得ない。日本には日本独自の文化と歴史がある。そもそも道幅の狭い路地に軽自動車は必需品だ。省エネを推進するのなら家かと見紛うほど大きな米国車にこそ重税を課すのが道理だろう。

 敢えてこの時期の中東への人道支援といい、「有志連合」への参加表明といい、安倍さんはやり過ぎた。
 安倍さんは日本を危険な淵へと追い立てている。危険な戦争ごっこに日本が付き合う必要はない。それでも安倍さんの支持率が過半数を超えているとは驚きだ。いつの間にか日本国民は戦前の戦争へと突き進んだ集団催眠にかかった当時と同様に、集団催眠にかかっているかのようだ。そろそろ春だが、国民は集団催眠から目覚めなければならない。


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