国境を超える世界的な感染症に備えよ。

<西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱について、世界保健機関(WHO)は2日、リベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国での感染者(疑い例を含む)が昨年12月31日時点で計2万381人に上り、このうち死者が7989人に達したと発表した。米国やナイジェリアなどで死亡した15人を加えると、2014年のエボラ熱による世界の死者は8千人を超え、8004人だったことになる。>(以上「共同通信」引用)

 世界的な感染症で喫緊の問題は西アフリカのエボラウィルス熱感染症だけではない。日本でも宮崎県や鹿児島県、それに山口県で発見された「鳥インフル」感染症がある。毒性の強い「鳥インフル」はいつ鳥対鳥の感染から鳥対人、あるいは人対人の感染症へとウィルスが突然変異しないとも限らない。
 未来の人類を滅ぼすのは核兵器ではなく、ウィルス感染症ではないかといわれている。目に見えないウィルスが人の命を奪う恐怖は言い知れないものがある。

 世界の感染症対策をすべきWHOが対症療法ほどにも活躍できていない現在、日本は感染症対策をしっかりと確立しておく必要がある。そして同時に、エボラウィルス熱病を発症現地で封じ込めなかったことをしっかりと反省すべきではないだろうか。
 WHOは一体いつまで野戦病院にも劣るテント張りの病棟で感染症の治療にあたるつもりだろうか。私のブログで提案したように、トレーラーハウスを改造した病棟やスタッフ棟などをWHOは保持し、いったん感染症が発生した場合はトレーラーハウスを空輸によりその国の空港へ運び、感染治療地域へはトレーラー牽引により運ぶ方法を一日も早く確立すべきだ。さもなければ空気感染による感染症にテント張りの病棟では治療できず、感染症を拡大するに任せるしかなくなる。

 世界各国が負担している国連分担金は一体どのような使途に使われているのだろうか。安全保障と称してウダウダと会議をやって、大して世界平和にも貢献しない面の予算は大幅に削除して、トレーラーハウス病院を一日も早く整備することを望む。
 エボラウィルス熱は今年中に感染拡大は防いで収束へ向かわせるとWHO広報は発表しているようだが、希望的な観測を頭から信じるわけにはいかない。日本政府はエボラウィルス熱感染症に対しても空港などの水際対策を徹底するように心から望む。


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