妄言をまき散らす「反日」政治家。

< 元首相で、公益社団法人日中友好協会名誉顧問を務める村山富市さん(90)が二十九日、瑞穂市穂積の朝日大で講演した。日本が不戦を貫く意義を語り、集団的自衛権の行使容認や憲法九条の改憲を目指す第二次安倍政権に警鐘を鳴らした。
 村山元首相は、集団的自衛権に対する解釈について「権力者の都合だけで変えてはならない」と述べ、安倍晋三首相の姿勢を批判。「主権は国民。国民全員が(戦争に)反対なら、戦争は起こり得ない」と聴衆二百人に呼び掛けた>(以上「中日新聞」引用)

 国民が戦争に反対なら戦争は起こらない、と言った村山氏は中国人民解放軍が侵攻した際にチベット僧たちが無抵抗を貫いたために二千人以上のチベット僧が虐殺され、爾来チベットは中国の版図に組み入れられ、現在は強引な漢族化政策によりチベットの言語や文化は風前のともしびになっている。
 第二次世界大戦前も、オーストリアに侵攻したヒトラーを英国首相のチェンバレンが容認したため、ヒトラーは世界征服の妄想に憑りつかれてしまい第二次世界大戦の引鉄を引いてしまった。

 国民が戦争をしないと決めても、相手があるのが国際社会だ。明らかに日本の領土であるにも拘らず、中共政府は尖閣諸島は中国領土だと主張している。中国の尖閣諸島を容認したなら、次には沖縄は中国のものだと主張してくるだろう。なにも根拠のない話ではない。中国政府は厚顔にも米国と太平洋の覇権を東西で二分しようとオバマに持掛けている。
 そうした隣国を持つ日本の現状認識を村山氏はどのように考えているのだろうか。日本社会で隣人関係を保つためにニコヤカに挨拶を交わすのと、国際関係を同程度に考えているとしたらお笑いだ。日本社会では最終的に警察が治安を維持しているが、国際社会では国連安全保障理事会の常任理事国が国際的な安全を脅かす張本人だということを忘れているようだ。

 世界は未だに百鬼夜行の戦国時代だ。異なる宗教による殺害・戦争が未だに横行している。近代化したのは科学技術だけで、人間の暮らす社会は中世的な暗黒社会のままだ。隣国では歴史まで史実に基づかないファンタジーに書き変えて「歴史認識をww」と日本の史実に基づく歴史を批判するという滑稽極まりない歴史を大真面目な顔をして学校教育に強制している。
 それのみならず大統領が「捏造していました」と朝日新聞が謝罪した「従軍慰安婦」を世界各国へ行く先々で公言して、日本を貶めるつもりが自らの不明を曝して歩いている。国民は裸の大統領に『あなたは裸だ』と批判しないで、自らも裸になって米国などへも「従軍慰安婦像」を建立している。そうした非常識な国に譲歩した日本の愚かな政治家も村山氏が発端だ。

 齢90才になっても、村山氏の妄言癖は治りそうにない。さりとて立憲主義を無視して「閣議決定」で解釈改憲してでも集団的自衛権の行使できる国にすべきとは思わない。あくまでも日本は立憲主義国家として憲法改正手続きを踏んで、国民の過半数の同意を得て憲法改正を行って「集団的自衛権」に関しても、範囲や限界を明確に定めて実施すべきだ。くれぐれも米国の尖兵役に自衛隊が使われるようなことがないようにしなければならない。
 自衛隊は日本国民と日本国家のために軍事力を行使すべきであって、米国の国益やキリスト教とイスラム教の中世的な争いのために前面に出るべきではない。集団的自衛権の憲法改正にあたって国民的な議論を喚起して、日米同盟に関して、明確に権利と義務を定めるべきだ。


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